照明・LED/照明器具・間接照明の基礎知識

落下事故防止 安全に誘導する階段照明(2ページ目)

階段でつまづきそうになったことはありませんか?特にお年寄りや子供には家庭内でも危険な場所です。事故を防ぐためにも階段の照明を見直してみましょう!

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

階段で重要な明るさと陰影


踊り場の床面を明るくする建築化照明
階段室の照明は雰囲気よりも安全な明かりが得られることを優先します。それは明るさに加えて段差が陰影でしっかりと見えるようすることです。

直線階段とか折り返し階段などといった階段の構造にもよりますが、階段室の照明は一般に2灯以上のブラケットを付けるか、階段の昇り降り口に近い天井にダウンライトを付けることが多いです。ブラケットは多くの場合、全般に光が広がる乳白ガラスグローブ型になります。人の頭がぶつからない高さで、さらにランプの交換や器具の清掃のできる位置に取り付けます。

また、クリアランプ用の透明ガラスブラケットは陰影が強く出るため避けなければなりません。これは踏み面に変な形の影が強調されたり、また階段を利用している人の影が階段に映って踏み面が見づらくなったりするからです。

次の頁では、「階段室に間接照明は向いている?」をご紹介しています。


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