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白熱電球を経済的に使う5か条

白熱灯の光は質が良いけど、寿命が短くランプ交換が面倒だと思っていませんか?「省エネ」=「蛍光灯」だけではありません。今回は白熱灯の節電法とランプ寿命を長く使える方法をご紹介しています。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

白熱灯の節電法


写真1.リビングルーム(横浜国立大学環境工学実験室)
白熱電球の光質の良さから、どうしても白熱灯に拘って生活している人も少なくありません。そのような人のために白熱灯による節電法やランプ寿命を延ばす方法、5か条をご紹介いたします。

第一条 生活行為を考慮した点滅回路分けを考える
写真2.リビングルーム(横浜国立大学環境工学実験室)照明器具を選ぶ段階で電灯の点滅回路分けを熟慮しておくことです。例えばリビングルームのような多目的の空間では、部屋の明かりが一括で全部点滅するのではなく、3つか4つの回路分けにしておき、それぞれの点滅で、生活行為に合った照明効果を表現することです。このことで幾つかの雰囲気を楽しむことが可能で、強いては節電につながります。(写真1,2)


写真3.第二条 省電力型ランプを選ぶ
白熱電球は電球の種類によって省電力型があります。例えば写真3のように100Wの95W型になっているランプはおよそ5%ほどの節電になります。電球を20個も30個も使用している家では一ヶ月で電気代が100円ほど節約でき、これで電球一個の購入が可能になります。


次の頁では、白熱灯の寿命を延ばす方法についてご紹介しています。
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