ペンダントの失敗例


図1.ランプが直接見えて眩しい
新しい家で、夜、初めて明かりがついた時の瞬間はちょっと感動ものです。「明るくて気持ちが良い」「まるでホテルのような雰囲気だ」など、いろいろな感想があると思います。しかし必ずしも良い印象だけに限ったわけではありません。中には「明るすぎて眩しい」とか「器具が大きすぎる」などと言った問題が生じることもあります。


図2.器具が大きすぎる
さらに、竣工時には気がつかなくても、住んでいるうちに、問題になることがあります。たとえば「ランプの交換が行いにくい」「目が疲れる」などなど、小さな問題を上げるときりがないくらい出てきます。そこで今回から照明の失敗例を幾つか取り上げながら、どうしたら良いかを考えてみたいと思います。

食卓のペンダントがまぶしい


図3.強い光が顔にあたりまぶしく感じる
食卓には下面開放型の白熱灯ペンダントがよく選ばれます。それはテーブル面を明るく照明してくれるからです。さらに出された料理を美味しそうに見せる効果があります。しかし、その反面、強い光が生活者の顔にあたって眩しさを与える恐れもあります。特に、ペンダント器具が顔の近くにあるため、ちょっと光源が見えるだけで眩しく感じるものです。


図4.ランプが奥に入っている器具の光の広がり
そこで下面開放型の器具はできるだけ図4のようにランプが奥の方に入っていて、器具で十分な遮光角(30~60度)が取れるようにすると良いです。また、器具の下面でテーブル面上から70cmの高さを目安に吊下げると良いです。

器具の取り付け高さがテーブル面から離れるとテーブルの照度が弱くなり、眩しい光が目に入りやすくなるので注意しなければなりません。

次の頁では、「ランプ交換が難しい」についてご紹介しています。