照明・LED/照明住宅実例

照明住宅実例:心地よい間接照明とは?(3ページ目)

様々な手法の間接照明を使いリラックスできる落ち着いた雰囲気を演出した住宅のご紹介です。間接照明は明るさのバランスとどこを照らすかがとても重要です。ぜひ参考にして下さい。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

機能的な間接光


キッチン

写真5.戸棚が見えやすいように天井を掘り上げて蛍光灯で照明。(C)Matsuura

間接照明は雰囲気を良くするだけでなく、機能的な光としても効果的です。

写真5ではキッチンの戸棚は中が見やすいように、手前の天井を掘り上げて、直管型の蛍光灯を取り付けています。ここでは真下にこないと光源が見えないため、そのまま取り付けていますが、さまざまな生活視点で蛍光灯が見えてしまったりする場合は、乳白カバーやルーバーを付けて光源が直接見えないようにします。

家事室

写真6.家事室の机

写真6は家事室にある作りつけの机です。片側は天井までの棚、もう一方は、作りつけの机になっており、棚下に照明も組み込まれています。さほど広いスペースではありませんが、とても居心地のよさそうな空間でした。

写真7は寝室です。寝室は、それほど明るさが必要ないので、ベッドの枕もとが明るくなるように出窓の上部に蛍光灯を見えないように設置しています。カーテンを取り付けた状態では、カーテンも明るく光り、その色によって空間の印象が変わります。明るい色のカーテンであれば、反射光も期待できるので、枕もとがより明るくなります。この部屋では、間接照明のほかに壁の絵を照明するためのスポットライトを設置しました。


寝室

写真7.寝室。カーテンをつけた状態では、より明るくなります。(C)Matsuura


※設計・施工は株式会社オーワークス。HPでは設計・施工例を数多く見ることができますのでこちらもご参照下さい。

<関連記事>
「間接的な光を楽しむ家」
「照度以上に明るく見える住宅照明」
「子供の創造力を育てる住宅の明り」

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