ネオンサインがLEDに変わるとき


写真3.家電製品の入力指示待ち(待機電力)を示すLED
LEDは化合物半導体としてガリウム砒素を使うことで赤色が1960年代に開発されています。その後、他の化合物半導体によって緑色も出せるようになりましたが、赤も緑色も主に表示用照明として使われる程度で、白い光がないことから一般照明用としては全く見向きもされなかった光でした。

写真4.光の3原色(赤、緑、青)で白色光LED
もし青色LEDがあれば赤と緑との組み合わせで白色光も可能なのですが、その青色LEDがなかなか発明されなかったのです。1993年念願の青色LEDが日本人の研究者(中村修二教授・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授)によって発明・実用化されました。これは画期的な出来事で、LEDが一般照明用として俄然注目されるようになったのです。

しかし、初めのころのLEDは輝度が高くても照度が足りないため、まずはサインやディスプレイ用として普及することになります。今まで光の色で効果を発揮するサイン用光源は主にネオン管と言われるものでした。演歌の歌詞にも良く出てくる夜の街の「赤い灯、青い灯」もネオンの光をイメージして書かれたものが多く、あのアナログ的な光はなにか郷愁を覚えるようで、別の意味で魅力ある光でした。

写真5.商業施設のネオンサイン
ネオン管はランプの寿命が通常点灯で約2~3年ほどに対して、LEDは10年以上ももちます。さらに消費電力も少なく済む、光の色が鮮やか、コントローラによって瞬時に色や明るさを変えることができるなど、ネオン管の代替としては理想的な光源になっています。

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