意外と知られていないLED


写真1.展示会にはLEDがあふれています。(フランクフルト照明展light +building2008)
「LED」という言葉は今日、どこにいても聞くことのできるほど、巷に溢れています。それほどのものですから照明業界ではLEDなしで、これからの照明が語れないほど重要な存在になっています。

しかしLEDについて、実際どの程度まで分かっているのか、何人かの人に聞いて見たら、漠然とした答えで、例えばどのくらいの種類があって、それぞれにどのような特性があるのかを知っている人はほとんどいませんでした。実はこの光源の技術は日進月歩で、私たちのように専門的な仕事をしている人でも、新しい情報についてしっかりアンテナを張っていないと、正しい説明ができない状況です。

そこで今回からシリーズでLEDの基礎知識と住宅照明への応用について、私の今、知る範囲で説明していきたいと思っています。

さて、始めにLEDとはいったい何なのでしょうか。一般には電気を通すことで光る半導体のことを言い、英語の「Light Emitting Diode」の頭文字をとってLEDと言っています。

写真2.LED電光掲示板
日本語では「発光ダイオード」と言いますが、最近ではあまりこの言葉を使う人は少なくなっています。半導体は電気を通しやすい導体と電気を通さない絶縁体の中間的な性質を持ちます。極端な言い方をすれば金属とガラスを足して2で割ったような素材です。

半導体は単体として、多くはシリコンを主な原料としていますが、化合物としてガリウム砒素などがあります。
半導体には電気的特性と光学的特性がありますが、LEDはその後者になります。

次の頁では、ネオンサインがLEDに変わるときをご紹介しています。