照明・LED/照明器具・間接照明の基礎知識

電気を使わない光、蓄光(3ページ目)

電気がなくても光る畜光のご紹介です。畜光テープや塗料として、長時間、明るく光り続くものも発売されているようです。停電時にも段差やスイッチの位置がわかるので防災対策にもおすすめです。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

高輝度蓄光で防災対策


写真5.畜光テープを踏み面に貼った階段この高輝度蓄光は、十分防災対策になります。それどころか高齢者の住まう部屋にも重宝します。たとえば目の悪い高齢の方が夜中にトイレなどに行くことがありますが、うっかり電気のスイッチをOFFにしてしまうと、そのあとの行為が全く見えず不安を感じます。

そのような時に、あらかじめ、蓄光テープや塗料を壁やスイッチカバーに貼ったり、塗ったりしておくだけで、壁にぶつかるというようなリスクが少なくなります。さらには階段など段差の縁に貼ることで、夜間の歩行を少しでも安全にします。


写真6.暗い中でも階段の位置がわかってつまずきにくい
その他、ドアの取手部や床に置かれているもので足を引っかけてしまう、あるいはぶつけてしまう恐れのあるもの、また、カギ穴の目印などにも有効です。高輝度蓄光材は吸収する光エネルギーが強ければ強いほど、より明るく長時間にわたって発光し続けます。逆に弱ければ発光も暗く、時間も短くなります。

蓄光顔料はグリーンやブルーの色で発光するタイプが主流ですが、珍しい色としてオレンジ色などもあります。しかし、発光度や残光度はグリーンやブルーに比べ弱いです。

蓄光材には短残光タイプもあり、高輝度長残光タイプとの見分けが一般に難しいです。現在は高輝度長残光タイプが主流になっているようですが、どちらかと言えば、安価なものは短残光タイプの可能性があるので、購入する際は注意が必要です。

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