ドイツ・フィスラー社のパスタ鍋
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イタリア料理が日本の家庭でも楽しまれるようになって久しいが、最適といわれるアルデンテのパスタを自宅で茹でるのに、ぜひともキッチンに揃えておきたいのが「パスタ鍋」である。これからの季節、とうもろこしを茹でたり野菜をまるごと蒸したりとその応用範囲も広い。 |
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国産、輸入各社からいろいろなデザインと材質のパスタ鍋が発売されているが、家庭用パスタ鍋の中で、デザイン、品質、使い勝手、耐久性などの観点から評価すると、フィスラー・プロコレクションシリーズの「Multi Star」はその筆頭に挙げられる。 |
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フィスラー・プロコレクションシリーズに共通する特徴は次ページで紹介するその断面にある。 アルミ合金の熱伝導率の高さと18-10ステンレスが保温性を高める。またフタはフランジから一段くぼんでおり、鍋内の蒸気の回流を良くし、ドリップ効果で素材の持ち味を逃がさないため、無水調理鍋としても煮込み料理鍋としても最適なデザインとなっている。 |
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加熱された鍋の熱が直接ハンドルに伝わらないように設計されたハンドルの取付座はスポット溶接で本体に取り付けられ、鍋の内部には何も突起がないため、手入れがしやすいことも魅力のひとつである。 |
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フィスラー・プロコレクションシリーズには底面にも特徴がある。サンドイッチされたアルミ合金が、このパターンの部分だけ底面に達している。これがガスや電気のクッカーはもちろんIHクッキングヒーターにも最適な底面構成となり、均一にムラ無く熱伝導がおこなわれるためとろ火の長時間煮込みでも焦げ付きにくい特性がうまれる。 | |||
コランダーと呼ぶMulti Starの内鍋には、無数の穴があいている。最上段一列の穴は他の穴より大きく5ミリの穴径で、これがパスタを茹でるときに大きな役割を担ってくれる。 | |||
コランダーを上から覗き込むと、一列目の穴径が大きいのがよく分かる。 | |||
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次ページでは、実際のパスタ鍋の使用状態を紹介します。
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