シャープから画期的な家庭用生ゴミ処理機が発売になりました。
商品コンセプトは
「キッチンから始めるエコロジー。
我が家から出る生ゴミは、我が家で処理する時代です。」
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 キャスターの付いたこのNP-40CX-Sタイプは4人家族用で、本体の外形寸法が幅250mm、高さ670mm、奥行430mm(排気孔カバーを含むと465mm)というコンパクトなサイズで、家庭のキッチンの隅に設置ができます。
この機械に使うバイオ基材の交換は、6ヶ月に1回程度と言いますから、キッチンから出る生ゴミ処理の解決策としてはとても優れものといえます。
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なんと言っても、この機械の特徴はキッチンから出る生ゴミを消してしまう?!!ところにあります。
今までも家庭用の生ゴミ処理機にはいろいろな方式のものがありました。昨年のガイド記事「キッチンから出る生ゴミ処理」でも取り上げた我が家でもう一年以上も使っている日立の高温バイオ式生ゴミ処理機も、深夜の間に生ゴミを粉末状にコンパクトかつ無臭に近い状態に処理してくれる優れものですが、今回シャープから発売されたものは、生ゴミが消えて無くなってしまうと言うから驚きです。
実際には「食品発酵バイオ」を使って、生ゴミを24時間で92%以上分解し、減容することができるそうです。商品名の「消え~る」は、非常に衝撃的なネーミングですが、実際は高い減容率を誇っていると理解したほうが良いようです。
カタログではオープン価格ですが、秋葉原ヤマギワ東京本店での店頭販売価格は74,800円(税込み)。
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蓋を開けるとすぐに投入口があります。ほぼ同じような形状の日立の外形寸法(幅220mm、高さ590mm、奥行375mm)よりはひと回り大きいのですが、投入口の開口面積は逆に狭くなっていて、排水ゴミ受けやコーナーゴミ受けの生ゴミを投入する時に、周りに飛び散らないよう気遣いが必要です。
また隅に見える排気フィルターに水気の多い生ゴミがかかりやすいのも気になるところです。 |
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投入口の内部を覗き込んだところ。思ったよりも深いので驚き。撹拌棒は縦軸回転でその先にステンレス製のカッターが取り付けられている。日立の横軸回転の撹拌棒では、長いままのネギなどをそのまま投入すると絡み付いてしまうことがあり、ハサミで5cm程度に切ってから投入する必要がありますが、シャープの縦軸カッターならその絡み付きは少ないかもしれません。
6ヶ月経ったゴミは、本体背面の蓋を取り外し、排出ガイドを取り付けてポリ袋などに移します。この操作やキッチンの隅にセットすることからキャスターが取り付けられているようです。 |
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2人家族用を想定したNP-20CX-Sは、本体寸法の高さがキャスター分だけ小さい程度で、外形寸法は幅250mm、高さ624mm、奥行430mm(排気孔カバーを含むと465mm)と変わりません。
詳細仕様は、シャープホームページの生ゴミ処理機「消え~る」をご覧ください。 |
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