今年4月の記事で「オークションで家が売れるの?」で取り上げました不動産オークションですが、公開のオークションを行なっている会社があります。スターツ株式会社で主催するマイホームオークションです。今回は、そのオークション会場で取材してきました。

第104回マイホームオークション


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この日入札対象となった35件の売り物件。このうち12件が落札された
平成17年5月15日に新浦安オリエンタルホテルにて開催されたオークションの模様です。この会場は、東京都の江東、江戸川、墨田などの東地区と浦安、市川など千葉西部の物件が出展されています。

右図のような35件の対象物件に対し92件のオープンルーム来場があり22組の入札希望者が集まりました。入札の広報は、ホームページと新聞折込チラシを通じて広報されています。この日来場した22組のほとんどの人は、事前のオープンハウスで物件を見に行っているそうです。

入札は午前11時30分からですが、入札希望者は、入札の30分くらい前から来て、まずは受付を行い、入札予定物件に自分の氏名を登録します。物件ごとの入札予定者数は、入札前に発表されて、入札者たちの最後の判断材料となります。

受付を済ませると、スタッフの人がていねいに説明をしてくれるので、はじめての人でも安心して参加できる雰囲気でした。なかには、真剣な作戦会議に熱を入れるご家族もいました。

入札者は、30歳代の若いご夫婦が多く、ほとんどがご家族で来ている一般のエンドユーザーの人たちでした。中には、不動産業者さんらしき姿も見受けられましたし、売り主(出展者)さんも見に来ていました。
※この会場を含め、全国9ヶ所でオークションが同時開催され、この日の合計数は、出展件数が130件、入札件数50件、落札件数36件だったそうです。

定刻になり、いよいよ入札の開始


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平成17年5月15日午前11時30分新浦安オリエンタルホテルには、約30人の参加者が集まった
主催者から入札の注意事項が読み上げられたのちに、受付時点での物件ごとの入札予定者数が発表されます。ここで、人数がゼロであれば、落札される可能性もゼロです。一人であれば、その物件の入札に参加する人が一人だけですから、入札者は自分の希望値をそのまま書けばよいことになります。

しかし、入札予定者が複数いる場合には、競争相手がいるわけですから、相手がいくらで入札してくるかも考え、相手の上を狙わなければ物件は落とせません。マイペースを崩さずに、ダメなら淡白にあきらめるか、どうしても欲しいから少し高めに値を書くか、入札者の姿勢で対応が分かれるところです。最後の作戦会議がテーブルごとに行なわれて、代表者は入札書に価格を書き込みます。

ちなみに、この日のオークションで、入札者があらわれなかった物件は35件中23件、1物件に一番入札が多かったのは、新浦安のマンション(最低売却価格3,500万円)と市川のマンション(最低売却価格360万円)。ともに入札は4件でした。

さて、入札の結果は次のページで!