今週から数回に分けて、買い替えの失敗談についてお伝えします。
先輩購入者の失敗を「他山の石」とし、失敗しない買い替えをしましょう。

新築マンションで思わぬ落とし穴。
やはり不動産に「お買い得」はない?

都心の人気エリアからの買い替え。一見、好条件でしたが……
2002年の結婚と同時に、都心の人気エリアに70平米のマンションを購入したAさん。

DINKSで、お互いの通勤も便利、特に不自由な点はなかったものの、いずれは親のそばに住みたいという思いがずっとあったのと、2006年のいまなら金利も物件価格もリーズナブルというところから総合的に買いどきと判断して、買い替えのための物件探しを始めました。

ちょうどご両親の家にも近いところで新築マンションが出ており、しかもすでに立ち上がった現物物件の残り一戸だったこと、そのうえキャンセル住戸だったということで、早く売却したい売主からは、キャンセル料分相当の値引きも提示されました。

もともと1階住戸だったため、価格は比較的リーズナブルな設定。そのうえ、キャンセルによる値引き対応。Aさんは即、申し込みに踏み切りました。
住む現物が実際に見られたことも安心感につながり、契約までとんとん拍子に進みました。

一方で現在の持ち家の売却もスムーズで、人気エリアなうえ、築浅ということもあり、購入時以上の金額で無事に売却ができました。

引渡しも同時にでき、一時的な賃貸住まいのロスもなく、結果的にはとてもうまくいったように思えたAさんの買い替え。

ところが思わぬ落とし穴が……。

この「思わぬ落とし穴」に関しては次のページで具体的に紹介します。