今回は、所有物件がなかなか売れない場合の次の動きについて考えたいと思います。
まずは、まかせっきりからの脱却を
まかっせっきりではうまくいかない場合も |
実際こういう例は少なからずあるようです。不動産にはうといというのを理由に、売却について基本は不動産会社に任せっきり。それでも、人気の立地や人気の高い物件ならすぐに買い手がつくこともありますが、その魅力が知られていない認知の低い立地や物件の場合は長くそのままの状態が続いてしまうことも十分ありえます。
なかには、最初は担当者も販売戦略をいろいろ提案してくれたけれど、しばらく売れない状況が続いてしまったせいか、担当者のなかでも優先順位が落ち、めっきり連絡も少なくなってしまったというような例もあります。
不動産会社の担当者も次から次へと扱う物件売却の依頼が入ってくるため、場合によっては見過ごされてしまう可能性もないとはいえません。
「頑張るといってくれてるし、まかせているから大丈夫だろう」と放っておいてしまっては、売却が進まないこともありえます。急いでいるにもかかわらず急いでいる、という認識もきちんと伝わっていない可能性もあるので、しつこいくらいにインプットしておいたほうがいいでしょう。
多くの物件や顧客を抱えている担当者とは、まかせっきりにするのではなく、きちんと定期的に意思の疎通や販売戦略の確認をしておくことがとても重要です。
では、どのような実際にどのような意思疎通を図っていけばいいのでしょうか?
次のページで引き続き解説します。