きれいな椅子でしょう!「FRENCH LINEフレンチライン」と名付けられたフランス「ligne roset リーン・ロゼ」社の商品です。アームと脚はダークブラウン仕上げのソリッドビーチで造られたさりげないチェアです。しかし、ただモノではない、あのパリのルイ・ヴィトン本社のエントラス・応接室においてあるのだそうです!ショップでは、ルイ・ヴィトンと聞いただけで買っていく人が・・・!
アームがバックから前方になだらかにアップしていき、直角に脚につながる。それにつれて微妙に板厚さが変化していく、実に繊細で美しいラインです。背はなだらかにカーブし脚につながる。張り地のソフト感とソリット材のシャープさ、直線と曲線の組み合わせ、今年のトレンド“相反するモノ”の組あわせです。少し奥行きの深い座のフェザークッションがアクセント。パーソナルチェアとして、ひとつだけお気に入りの自分の椅子として使うのもおしゃれですね。今感覚、“モダンでちょっぴりクラシック”な感じにソファと組み合わせても素敵です。
デザイナーはDidier Comes(ディジェ・ゴメーズ)。彼はスペイン出身で、現在はパリとモロッコに住んでいます。フランスでは一番有名なデザイナーとして活躍、ルイ・ヴィトン、イブ・サンローランのショップインテリアを手がけており、ソファのデザインをはじめ、ロゼ・ショップのコンセプトデザインを担当しています。もちろん、「FRENCH LINEフレンチライン」はルイ・ヴィトンのショールームのためにデザインされたものです。
<ひとりごと>
ルイ・ヴィトンのバックなんか恥ずかしくて持って歩けないアンチヴィトン派の私。でも、ヴィトンの精神と美意識にはいつも感服しています。今回改めてHPを覗いて見たら、すごくカッコイイので時間を忘れてクリックしてしまいました。ブランドの誇りは、たったひとつの椅子にも表れているように思われます。ブランドのショールームに行ったら、商品だけなく、ぜひキョロキョロとインテリアを見てきてくださいね!有名デザイナーがこれとばかりにデザインしています。
<DATA>
ブランド :ligne roset リーン・ロゼ
ショップ :リーン・ロゼ青山http://www.ligneroset.jp/aoyama
シリーズ名:FRENCH LINE(フレンチライン)1998年
デザイナー:Didier Comes(ディジェ・ゴメーズ)
価 格 :W 730・D750・H750・SH400 128,000yen
価 格 :フェザークッション 20,000yen
*フランス輸入のため、お届けまでに数ヶ月かかる場合があります。
ショップ住所
■リーン・ロゼ 青山
東京都港区北青山3丁目5-17
TEL 03-5771-5800
(C)June.2003 Copy & Photo by kanno
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