ハウスメーカー・工務店/ハウスメーカー最新トレンド

あのファッションブランドが建築家とコラボ(2ページ目)

ファッションと建築。一見関係ないようにみえる2つの文化に、新風を巻き起こすようなファッションショーが行われました。ある世界ブランドの試みから「ファッション×住まい」の融合を予測してみました!

河名 紀子

執筆者:河名 紀子

家づくりトレンド情報ガイド

ファッションと建築というコラボの意図

会見風景
今回のコラボレーションのためにパークハイアット東京で行われたカルバン・クライン社の会見。会見の場も、やはりモダニズムな空間で
ファッション界ではミュージシャンやアーティストと組むショーは多いものの、日本人建築家とのコラボレーションは珍しく、この理由についてCK社グローバル・コミュニケーション・シニアヴァイスプレジデントのマルコム・カルフラエ氏は次のように語っています。

「年々競争が激しくなる日本のファッション市場において、日本人建築家とコラボすることでイノベーションを試み、新しいアングルでCKの美学を表現したかった」

CK社のNYマジソン・アベニューにある基幹店も著名な建築家ジョー・ポーソンが手がけており、ファッションを建築空間を通して表現することにはこだわりをもつファッションブランド。今回、日本で特別イベントを開催するにあたり、イノベーティヴ(革新的)な演出をするためショー会場を手がける日本人建築家を探し、CK社のファッション哲学と美学を表現する建築家として小川氏が抜擢されたといいます。
ショー風景
「ピュアでセクシーでモダン」というカルバン・クライン美学は、ファッションにも建築にも通じる--というメッセージをイベントで発信

ショーのダイニング
ショー会場のダイニングシーン。ダイニングセットからカトラリー、服まですべてモノトーンで統一
その理由について、前述のカルフラエ氏は「ピュアでセクシーでモダンで機能的というカルバン・クラインの美学は、小川氏の建築作品とほぼ重なった。当社のコンセプトを完璧に表現してくれる建築家と考えており、このプロジェクトは、世界のファッションと建築が例を見ない形で一つになるだろう」とコメント。

白やグレーといったモノトーンで色の主張をミニマルに抑えつつ、その分、素材の質感をマキシマルに引き出して表現する--そんな流行に動じない、年月を超えた普遍的な美学とともに、「ミニマルでマキシマル」「非日常で日常」「西洋と東洋」「NYと東京」という二極軸をもつ点でも、CKファッションと小川作品は共通しているということができます。

では小川氏は今回のコラボレーションをどう受け止めているのでしょうか?
次ページで聞いてみました!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます