「円高還元、期間限定、先着50棟」が奏功
根強い人気のある本格輸入住宅を提供し続ける東急ホームズ(写真はクラストパーク湘南) |
その超高級イメージのある「ミルクリーク」が、昨今の円高還元で坪20万円台という驚きのキャンペーンを展開し、予想以上の反響・受注を得ています。東急ホームズが今年2月6日~3月15日の期間限定・先着50棟で「ミルクリーク・ノーブル」(セカンドエディション・リミテッド)として「坪29万円台~(本体価格、税抜)」を打ち出したところ、前年比1.5倍を超える受注を記録したといいます。
円高還元を訴求する東急ホームズのパンフレット |
同社は先だって行われた国土交通省の「超長期住宅先導的モデル事業」に「新築」と「改修」のダブルで採択されており、限定20棟のモニターには補助金上限200万円(建築費の1割以内)も利用可能。補助金相当額は国から同社に支払われるため、購入者は購入価格から補助金相当分を除いた額を同社に支払えばよく、より安く買えるチャンスが重なったということになります。
田園都市線で「頭のよい子が育つ街」も?
東急ホームズの「頭のよい子が育つ家」分譲ポスター |
そうは言っても、横浜・青葉台といえば、高級住宅地。土地だけで予算がオーバーしてしまいかねません。そうした「教育熱心だけれども、憧れの街で土地付き一戸建には手が届かない」若いファミリー心理をつかみ、土地は所有権と地上権との選択制に。地上権は所有権より2000万円ほど抑えた3780万円から販売し、子育て終了後に買い取り所有権に切り替えることも可能としています。
土地を地上権で利用できれば、教育費のかさむファミリーでも高級住宅地で一戸建が持てる? |
そうは言っても、この大不況。収入不安の中で新築のような大出費は痛いご時世。ということで、一方で力を入れているのは……。