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データにみる イマドキのおフロ選び(2ページ目)

快適バスルーム実現のためには、どんな設備機器をとりいれたらいいのでしょうか?家づくりを終えた先輩たちのデータを参考にしてみましょう。

岩間 光佐子

執筆者:岩間 光佐子

住まいの設備ガイド

手すりはあたりまえに

71.9%の人が手すりを設置しているという結果。これは、システムバスそのものに標準的に取り付けられている場合も多くなっていますし、手すりは誰にとっても便利で安心ということが認知されているということでしょうか。

気をつけたいのは手すりの位置。通常は標準的な場所に取り付けられていますが、家族の年齢や体格、もしくは障害などがあるのであれば、使いやすい取り付け位置も微妙に変わってくるのも。設計者に相談するなり、ショールームで使い勝手を確認するようにしましょう。


裏方だけど重要設備!?全自動給湯

全自動給湯も66.0%の人が取り入れています。自動お湯はり、追い焚き機能など確かに便利ですよね。分譲マンションでも標準仕様になっているお馴染みの機器といっていいでしょう。高齢者がいらっしゃる場合などは、浴室とキッチンで会話ができる機能がついたものがおすすめです。

【関連情報】
給湯器の基礎知識


主婦の味方?!浴室乾燥機

忙しい主婦の強い味方、浴室乾燥機も49.3%の人が付けています。湿気がこもりがちな浴室にはありがたいですし、雨の日に洗濯物も乾かすことができます。寒い冬には浴室暖房にもなるので高齢者のいらっしゃる家庭には安心でしょう。

上手に使いこなせば便利機器といえますが、「大きな窓があるので、換気はそれでいいし・・・」とか「雨の日には洗濯しないし・・・」と、結局あまり使わないという方も。人気の便利機器ですが本当に使いこなせるか、必要なのかじっくりと検討を。

【関連情報】
「住まいを考える」サイト記事も参考に。
イケイケ!浴室乾燥暖房機! 続・イケイケ!浴室乾燥暖房機!

注目は3枚引戸。この3枚引戸を設けたシステムバスの場合、洗い場と脱衣室の段差がなく、開口幅が広いので車椅子でもラクにできるといったバリアフリータイプものが多くみられます。これからオススメのアイテムといえるでしょう。


実際の確認は忘れずに

どの設備機器でも同様ですが大切なのは、わが家にとって本当に必要かどうか、実物でじっくり検討してみることが大切です。ショールームにはたくさんの商品が並んでいます。システムバスの場合はユニットごと並んでいますので、実際にその空間に入ってみて、確認するようにしてください。

「ちょっと、気恥ずかしい?」と思われるかもしれませんが、しっかり確かめてください。浴槽に入ってみると視線が変わり、空間イメージも雰囲気も違って感じることもあります。手すりはもちろん、窓の大きさや天井の形状などしっかりチェックするようにしてください。


【関連情報】
バスルーム&周辺機器の商品情報
イマドキのキッチン選び


--- コレだけはチェックしておきたい! 設備・建材選びの基礎知識 ---
【1】キッチンの選び方
【2】バス・サニタリーの選び方
【3】床・壁・天井材の選び方
【4】屋根・外壁・窓・エクステリアの選び方
【5】冷暖房・空調の選び方
【6】その他(照明・エレベーター…)の設備の選び方
【7】輸入設備・建材の選び方
【8】設備全般・基礎知識・ショールーム活用術
【9】リフォーム基礎知識
【10】メンテナンス・お掃除術
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