ナチュラルな素材を多用して、明るくまとめたトイレ。飾り棚を設けて趣味のもので演出。 [住宅用システムトイレ レストパルSX] |
最近のトイレ空間の提案をみてみると、清潔さはもちろん、明るく、インテリアにもこだわりのあるトイレが多いように感じます。便器や手洗器、収納など取り入れられる設備機器の機能性やデザイン性もアップして、すっきりと空間に馴染むようなアイテムが増えてきています。
TOTOが行った30代の男女への調査によると、自宅のトイレの空間づくりにこだわりや関心を持っている方は、75.4%とか。トイレ設備の商品バリエーションも豊富になり、今後ますますこだわりを持つ方は増えていくかもしれませんね。今回は、トイレにまつわる興味深いアンケートをご紹介しましょう。
【出典・写真】 「自宅で過ごす時間を大切にする30代のトイレに関する意識調査」 TOTO
自宅のトイレはホッとする空間
清潔感を感じるホワイトをメインに、落ち着いた色合いタイルを散らし、小さな額も飾って楽しさを表現。[ウォシュレット一体形便器 Zシリーズ] |
アンケートによると、一番多いのは「ホッとできる空間」。半数以上の人がそう考えているようです。
もちろん、「用を足すだけの空間」「あまり長居したくない空間」という答えもありますが、「考え事をする空間」という声もあるように、自分ひとりだけの時間を持つことができる空間と考えている方も多いようです。外出先のトイレでは落ち着かなくて、やっぱりわが家のトイレでないと……という方もいらっしゃるのでしょう。
では、どんなトイレが好ましいと思っているのでしょうか。次ページでみていきましょう。