せっかくの新生活を台無しにしないために

新生活を健康に迎えたいものです。

新生活を健康に迎えたいものです。

入学、進学、就職、転勤の季節がやってきました。新しい家に引越ししたり、新しい家具を購入したりと新生活の準備に忙しい人もいらっしゃることでしょう。

ところがいざ新生活を始めてみたら、頭が痛くなったり息苦しくなったり、目がチカチカしたり……。もしそのような症状が出たら、シックハウスを疑いましょう。今回はシックハウスとはどのような症状なのか、何が原因なのか、新品家具を買うときの注意点、対策について考えます。

こんな症状がでたらシックハウスを疑う

シックハウスとは、室内に発散された化学物質の影響で、くしゃみ、よだれ、涙が、目がチカチカする、のどが痛い、めまいや吐き気などの症状が現れることで、重症になると呼吸困難や肺水腫を引き起こすと言われています。

シックハウスの原因といわれる化学物質はなに?

新品家具がシックハウスの原因になることも。

新品家具がシックハウスの原因になることも。

シックハウスの原因といわれる化学物質はホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン、クロルピリホスなどです。この中で現在使用規制がかかっているものがホルムアルデヒドとクロルピリホスです。

ホルムアルデヒドは水に溶けやすくその水溶液を「ホルマリン」と呼び、消毒薬や防腐剤、様々な樹脂の原料となります。クロルピリホスは、農薬やシロアリ駆除などに広く使われる有機リン系殺虫剤です。

どんなところに含まれるものなの?

合板のフローリング
合板のフローリングにもホルムアルデヒドが含まれている可能性があります。F☆☆☆☆製品か確認を。
ホルムアルデヒドを原料とする樹脂は、接着剤、塗料、繊維の加工などに広く利用されています。住宅でいえば、フローリング、家具類などの木質系のもの、ビニールクロスを貼る接着剤、カーテンなどに含まれています。

クロルピリホスは床下の防蟻剤として長く使われてきました。現在ではクロルピリホスの使用は建築基準法で禁止されています。

次のページでシックハウスを防ぐための注意点、症状が出てしまったらどうする?をみていきます。