梅雨~夏の時期でも結露が発生しやすい場所があります

梅雨~夏の時期でも結露が発生しやすい場所があります

冬や梅雨の時期になると、家の中のあちこちで目立ち始める黒ずみ(=カビ)。気持ちよいものではないですよね。そんなカビの原因となる結露(けつろ)は、実は冬や梅雨だけでなく、夏でも発生することがあります。

特に、断熱性や気密性が高く、窓が少ないマンションは結露が発生しやすい条件が整っているため、1年を通して注意したほうがよいでしょう。今回はマンションの間取りを用いて、夏も含めた季節別に結露の発生しやすい場所をチェックしてみたいと思います。

夏に結露の発生しやすい場所

それでは季節ごとに結露が発生しやすい場所を、あるマンションの間取りを例にして挙げてみましょう(図1参照)。


【図1】マンションで結露がおこりやすい場所(季節別)

【図1】マンションで結露がおこりやすい場所(季節別)

 

■梅雨~夏に結露が発生しやすい3つの場所(青)

1.クーラー周り
たくさんの水分を含んだ暖かい空気が冷たい物質(=クーラー)に触れて冷やされ水滴となってつきます。
2.便器まわり
同じく陶器製のひんやりした便器の表面に水滴がつきます。
3.北側の窓まわり、浴室
夏冬共に発生しやすい場所といえます。

■冬に結露が発生しやすい場所(赤)
1.窓まわり
2.クローゼット、押入れ、物入れ内部
3.洗面脱衣室内
4.タンスの裏
5.部屋の隅部

■夏・冬ともに発生しやすい場所(緑)
1.北側外壁に接する部分
2.玄関扉周辺
3.浴室内部

梅雨~夏の時期に結露が発生しやすい場所は、室温に比べて低温になる場所、空気のよどみやすいところです。窓ガラスや便器、クーラー周りなどは室温に比べて低温になるため、また押し入れやクローゼット、タンスの裏側などは空気が流通しにくいため梅雨や夏でも結露がおこりやすくなります。

それでは次のページで梅雨と夏場の結露発生を防ぐ住まい方を見てみましょう!