住宅設計・間取り/住宅設計・間取りのテクニック

自分でする、欠陥住宅をつかまないチェックポイント10 危ない家はどう見抜く?(前編)

一生に何度もある買物ではないだけに、万が一「欠陥住宅」になんてことになったら大変!!どうすれば安心した家づくりができるのでしょうか。欠陥を見抜くための知識と対策を解説します!

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド


 欠陥現象を見抜くために最低限チェックしておきたいポイント!


住宅の欠陥トラブルにはいろいろありますが、一番多いのは「ひび割れ」。次いで「雨漏り」「漏水」「傾斜」といった順です。
(財:住宅リフォーム・紛争処理センター調べ)

部位別では、床や壁、窓などの開口部、建具など目に見えやすい部分の不具合が多い様です。
欠陥現象の深刻さでいうと、地盤沈下→軸組み→雨漏り→建具の順でしょう。地盤沈下と軸組みの現象が雨漏りや建具の欠陥を引き起こすことも考えられるので、地盤と軸組みはとても重要です。

では、これらの欠陥を自分でチェックするにはどうしたら良いかをチェックポイントとして10項目あげてみます。

1. 土地の履歴を調べる
2. 地盤調査は行いましたか?
3. 基礎はどんなつくりですか?
4. 壁はバランスよく配置されていますか?
5. 軸組み計算はどうなっているか確かめる
6. 軸組みの金物のつなぎはきちんとされているかを確かめる
7. 軸組みをのぞいてみよう
8. バルコニーやサッシまわりの防水処理は?
9. 建具の立て付け、排水具合をチェック
10. 検査済み証はとりましたか?

 ◆次のページで1~3までのポイントを解説!!



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