住宅設計・間取り/住宅設計・間取りのテクニック

自分でする、欠陥住宅をつかまないチェックポイント10 危ない家はどう見抜く?(中編)(2ページ目)

前編に続き“チェックポイント10”の4~7を解説!軸組みに関するポイントです。軸組みは人間でいったら骨の部分。健康な骨づくりをするには、どんなところに気をつければいいんでしょう。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

 自分でする!チェックポイント4~7

5. 軸組み計算はどうなっているか確かめる
建築確認の時は“小屋裏収納付き2階建て”の図面で申請して、実際は3階建てで建ててしまうケース、また、申請時には居室だったのに、1階の壁をとってしまい車庫にしてしまうというケースもあります。3階建ても、最近は増えてきています。木造でもきちんと構造計算が必要です。仮にリフォームするにしても、チェックすることが大切です。

6. 軸組みの金物のつなぎはきちんとされているかを確かめる
木材同士がきっちりとつなぎ合わされているかどうかが、建築の強さを決めます。軸組工事の途中で、柱・梁・筋かいなどの木材の継ぎ目に異常な隙間がないかチェックしましょう。金物を使わないで釘だけで固定されていると、地震の時などにはずれる危険もあるので注意しなければなりません。

土台と柱 筋かいと柱と桁 火打ち梁
金物(土台と柱をつなぐ) 金物(筋かいと柱と桁をつなぐ) 金物(火打ち梁の役目)

7. 軸組みをのぞいてみよう
もし工事期間中に見ることができなかった時や、建売りで完成後気に入って購入するといった時には、小屋裏をのぞくと一部は確認できます。押入れの天井をはずし、懐中電灯でのぞきます。小屋組みの木材の接合状態や金物の使われ方・断熱材の施工状態などがわかります。もし、ここでいい加減な工事をしている様だと、他の部分も気になることろです。

断熱材 軸組模型(横から)軸組模型(上から)
断熱材(壁部分)
きれいに施工されています。
当事務所では実際に軸組模型をつくり、
納まりや力の流れを検討する時もあります。


次回は、3回シリーズの後編になります。防水処理・排水棟のチェックポイントです!




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