狭小住宅/狭小住宅のすすめ

敷地26坪に2世帯を計画する!狭小住宅ならではの工夫

大きな紙に何でも好きに描いていいと言われたとします。意外と空白を埋めるのは大変でしょう。そして小さい紙には本当に書きたいものをどうにか書き込もうと頑張ります。狭小住宅に挑んだガイドの工夫をご紹介!

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

「26坪の敷地に2世帯住宅は建てられますか?」

ある時私のところに「26坪の敷地に2世帯住宅住宅を建てたいのですが・・」というお施主さんが来ました。一般的に販売されている一戸建ての敷地は30~40坪くらいです。敷地の条件を聞いてみると、

>>>建ぺい率50%、容積率100% の第1種低層住居専用地域。

容積率100%なので単純に考えても延床面積26坪ほどの家になります。
延床面積26坪に2世帯住宅・・・難しいところです。

ここで、プランニングに必要な敷地の条件や家族構成などを整理してみましょう。
敷地面積 85平米(26坪)
用途地域 第1種低層住居専用地域
建ぺい率 50%
容積率 100%
斜線制限 北側斜線(立ち上がり5m、1.25/1勾配)
家族構成 ご夫婦、子ども2人、老夫婦
接道 幅員6m(東側)、接道距離約8.5m


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