注文住宅/家づくりのイメージづくり・アイデア

二世帯住宅の基本原則とは(2ページ目)

二世帯住宅のメリット、デメリットを把握しながら共通のルールをつくり、その上でコミュニケーションとプライバシーをプランの中でどう組み立てていくかが重要なポイントです。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

二世帯住宅を共用する部分で分類


1.共用部分なし2.共有する部屋3.玄関・ホールを共有
  
共用部分がなく、いわゆる共同住宅型なので独立性があります。将来、賃貸にもできます。孫と一緒に遊ぶプレイルームなど、親子のクッションを果たす役割のスペースを設けます。最も多いタイプです。共用はしていますが、お互いが1番接触の少ないスペースになります。
4.浴室・脱衣室を共有5.応接室を共有
このタイプにする場合でも、子世帯にはシャワー室だけでも設けておくとよいでしょう。お互いに使う時間が被ってしまったときなどに便利です。畳の和室や茶室など、プラスα的な部屋を設けることで、親子の会話を豊かにします。

以上5分類の中で、(4)はコストを下げることができる反面、生活時間のズレや家族の人数などによっては共用にしない方がよいプランかもしれません。また将来リフォームをすることになった場合にも、1番リフォームしづらいプランといえます。やはり水廻りのプランニングは、親子であってもプライバシーの問題などがあるので慎重に検討をすることです。


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