3/4 東京の美術館 [美術館] All About

日本の美を知りたい方に

日本に住んでいるからには、知っておきたい日本の美術。さまざまなジャンルを取り扱う美術館をピックアップしました。

数ある上野公園内の美術館でも突出した広さを誇る

■東京国立博物館（上野）
海外からの観光客にも大人気。縄文土器から、絵巻物、浮世絵や明治日本画まであらゆる時代の美術工芸品を一気に見ることができます。渡辺仁設計の瓦屋根とコンクリートの組み合わせが重厚な「帝冠様式」の本館をはじめ、平成館、表慶館、法隆寺宝物館など、とにかく観賞スポットがいっぱい。時間の余裕をたっぷり持って訪問してくださいね。

国宝　松林図屏風（右隻）　長谷川等伯筆　安土桃山時代　16世紀

＜DATA＞
住所：東京都台東区上野公園13-9
TEL：03-5777-8600(ハローダイヤル)
開館時間：9:30～17:00
休館日：月曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始
公式サイト

※東京国立博物館はこちらのページで詳しくレビューしています。

■根津美術館（表参道）

根津美術館　外観　撮影：藤塚光政

尾形光琳『燕子花図屏風』や『那智瀧図』などの国宝をはじめ、日本・東洋の古美術を収蔵する歴史ある私立美術館は、隈研吾設計の新しい建物で、2009年10月にリニューアルオープン。流行のショップが並ぶ表参道で、じっくりと和の心に触れてみてはいかが？

国宝　燕子花図屏風　尾形光琳筆　六曲一双　江戸時代 18世紀　根津美術館蔵

＜DATA＞
住所：東京都港区南青山6-5-1
TEL：03-3400-2536
開館時間：10:00～17:00（入場は16:30まで）
休館日：月曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始、展示替期間
公式サイト

■日本民芸館（駒場東大前）

重厚な館内には、世界各国から集めた民藝品が

民藝運動の創始者、柳宗悦らが創設した美術館。日本全国から集められた、素朴ながらも力強い民芸品が、蔵を模した館内に集まっています。ミュージアムショップでは、デザイン、機能に優れた現代の民芸品を購入可能。隣接する旧柳宗悦邸も不定期に公開しているので、日程を合わせて行くことをおすすめします。

＜DATA＞
住所：東京都目黒区駒場4-3-3
TEL：03-3467-4527
開館時間：10:00～17:00
休館日：月曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始
公式サイト

■弥生美術館・竹久夢二美術館（根津）

古き良き時代の雰囲気に包まれたカフェも人気

隣り合っている2つの美術館では高畠華宵、竹久夢二をはじめとする、明治期以降の雑誌挿絵のコレクションが充実。当時、雑誌を読んでいた乙女たちと同じように、鑑賞者は夢の世界へ誘われます。

＜DATA＞
住所：東京都文京区弥生2-4-3.
TEL：03-3812-0012（弥生美術館）
TEL：03-5689-0462（竹久夢二美術館）
開館時間：10:00～17:00
休館日：月曜日（祝日の場合は翌日）、展示替期間
公式サイト