マンションの売却/マンション売却の基礎知識

DINKSのための超築古マンションの売却法(3ページ目)

ガイド・大久保の「超築古マンション」を買って、住んで、売った時の体験記、売却編です。築35年超のマンションは誰もが買いたい物件ではありません。私がどのように売却したかをお話しします。

大久保 恭子

執筆者:大久保 恭子

これからの家族と住まいガイド

売るタイミングを図る

最後に超築古マンションは買いと売りのタイミングを図ることがとても重要です。私がこのマンションを買ったのは2004年で中古マンションの価格相場は底に近いくらい安い水準でした。売ったのは2009年でこれまた底に近い水準でした。私は安い時期に買って安い時期に売ったことになります。

超築古マンションは買い手自体が限られているので、より、需要の多い安くなった時期を捉えて売るほうが売りやすいと、実感する次第です。安い時期に買って高い時期に売るのが理想ですが、日々の生活が優先するマイホームですから、不動産市況に合わせての売り買いにはおのずと限界はあります。せめて高い時期に買って安い時期に売るというのは避けたいものです。

また市況以外のタイミングとしては、玄関やエントランスのバリューアップ後や周辺の再開発による住環境の改善後に売りのタイミングを図ることが望ましいと考えます。

以上、敬遠しがちな超築古マンションですが、立地が良い、維持管理が良い、のであれば、新築より安くて広いマンションにリノベーションして自分らしく住むことができます。DINKSのマンション購入における選択肢のひとつとして、特に立地優先派にはお勧めです。



【関連記事】
DINKSのための超築古マンションの購入 前編
DINKSのための超築古マンションの購入 後編
超築古マンションの住み心地体験談
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます