ショールームには多数の照明器具が展示されていて、間近で商品を確認できます。(小泉産業ショールーム)インテリアアイテムのショールームって、行かれたことはありますか?照明、カーテンや内装材、キッチンなど様々なインテリアアイテムのショールームがあるのです。ショールームでは、新商品の情報をいち早く取り入れることができる、専門のアドバイザーが丁寧に説明してくれるのでわかりやすい、実物を展示しているので、カタログの情報だけでは気付きにくいこともよくわかるなど、メリットがたくさんあります。皆様には、インテリアアイテムを選ぶときは、是非ご利用いただきたいものです。 今回は照明ショールームでの器具選びについてお伝えします。 照明のショールームには、数多くの照明器具が展示され、照明器具を点けたり消したりできるようになっています。他のものとの見比べもできますし、明るさのチェックもできます。また、明かりの体験コーナーなども充実していますので、照明器具を選ぶだけでなく、照明についての知識も深まります。 照明器具は縦・横・高さと重さを確認 天井灯は大きさ、下がり具合や重さもチェックしましょう。シャンデリアタイプの照明器具は重量があります。(小泉産業ショールーム)ショールームでは、照明器具の大きさをチェックしましょう。大きさは、実際に見てみないと実感が湧かないことが多いものです。サイズは、縦・横・高さをチェックしますが、特に高さは見落としがち。天井面につける照明器具を選ぶときには、照明器具が天井から下がってくることを想像して選びましょう。ショールームは、一般的な住宅の天井の高さよりも高いのですが、天井の高さを表記しているところもありますので参考にしましょう。目安としては、ショールームで見たときに器具の下端が床面から2m以上(テーブルなどが下に来る場合は除く)あれば、一般の住宅でつけた時も圧迫感をあまり感じないでしょう。 また、重さのチェックも忘れずに。照明器具は天井や壁に設置します。特に大型の天井付け灯やシャンデリアなどで重たいものは、天井に補強が必要となることがあります。施工会社に許容範囲の重量を確認することが必要です。 大きさの目安は部屋とのバランス ショールームには、テーブル等の家具も置いてありますので、照明器具とのバランスも確認できます。(小泉産業ショールーム)照明器具を選ぶときには、設置する場所との大きさのバランスもチェックしましょう。広いスペースに対して小さいと貧相に見えますし、狭いスペースに対して大きいと圧迫感がでます。シーリングライトであれば、照明器具の大きさが部屋の対角線の6~7分の1くらいを目安にする、テーブルペンダントであれば、テーブルの長辺の3分の1を目安にすると良いでしょう。高さがある照明器具は、予想外にボリューム感がでますので、セレクトの際にはよく検討しましょう。 素材や色で変わるボリューム感 色や光の透過具合でも、大きさの印象が変わります。白いものは大きめに、黒いものは小さめに感じます。また、光を透過する照明器具は大きく、透過しない器具は小さく感じることがあります。ショールームでは、いろいろな器具と見比べたり、実際に照明の点け消しをして、ボリューム感を把握しましょう。 次ページは素材感や明るさの確認についてです。12次のページへ