カーテン・ブラインド/カーテン・ブラインドのコーディネート術

ロールスクリーンでシンプルインテリアに(2ページ目)

シンプルでお手軽価格のロールスクリーン。シンプルやカジュアルなスタイルにぴったり!計画のときにちょっと注意したいことをご紹介します。

執筆者:鈴木 理恵子

取り付け位置や操作方法に注意して

ロールスクリーンは、操作がスムースでスクリーンを留めたい高さに調整しやすい窓掛けです。操作方法は大きく分けて3種類、チェーン式とスプリング式、電動式があります。

チェーン式は立って姿勢で操作しやすく、掃きだし窓など床面まである窓や手の届きにくい位置にある窓向いています。

スプリング式は、スプリングによって巻き上げる方法で少し下に引っ張るとスルスルと巻き上がります。腰高の窓に向いていますが、巻き上がりの最上部が手の届く範囲かどうか確認しておきましょう。手の届かない高い位置にある場合には、チェーンを長めにするか、電動式での対応も検討してみましょう。

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操作方法は大きくわけて二つ。左と中:スプリング式。(左:ハンドル 中:コード)右:チェーン式 スプリング式ではコードやハンドルを選べる。ハンドルは見た目がきれいだが、巻き上がりの位置によっては手が届きにくくなるので注意。(画像:TOSO)

巾や高さに注意して

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掃き出し窓はサッシ形状に合わせて2分割に。細長い窓は製作可能かチェックを。また、手が届いて操作できるかも要チェック。(画像:タチカワブラインド)
ロールスクリーンを計画するときには、製作可能寸法に注意しましょう。使っている機構の性質上、生地を接いで巾の広いスクリーンを作ることはできません。最大で使える巾は選ぶスクリーンによって異なりますので、事前に確認しておきます。大きな開口部の場合には、一枚にするのか、複数に分けるのかを検討しましょう。分割する際には、窓の開閉やサッシの割付に合わせると使い勝手も見栄えも良いですね。
巾が細くて長い窓は、巻き上げたときに巻きがずれてしまうので(タケノコ状)メーカーでは製作していない場合がありますので、こちらもチェックしておくと良いですよ。

隙間に注意して

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隙間から見える景色や漏れる光を念頭に。(画像:タチカワブラインド)
ロールスクリーンは使用しているメカの性質上、窓枠やロールスクリーン同士の間に隙間ができます。例えば、外の景色が悪く見たくないのに、隙間から見えてしまったり、遮光性を求めて遮光生地を選んでも光が漏れてきたりということも起こります。可能であれば、窓をすっぽりと覆う掛け方にするか、別の窓掛けと組み合わせるなどの方法を考えて見ましょう。


次ページでは、ちょっとしたテクニックでさらに美しく見せるポイントをお伝えします! 裏方部分を隠してグレードUP!>>
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