モロカイ島の交通
空港から西へ向かうマウナロア・ロード。対向車も少なく、気持ちの良いドライブが楽しめる(画像協力:ハワイ州観光局)
公共交通機関はなく、タクシーの数も限られているため、島内移動にはレンタカーが必要です。空港内に
アラモレンタカーの営業所があるので、日本から事前予約を。空港からカウナカカイの町まで車で約15分。コンドミニアムが集まる西部のカルアコイまでは約30分です。
モロカイ島の宿泊施設
モロカイ島で唯一のホテルが、カウナカカイの
アクア・ホテル・モロカイ。カミロロアビーチに建つポリネシアンスタイルの老舗ホテルです。ほかに、長期滞在向けのコンドミニアムがカウナカカイや島西部カルアコイに。B&B、レンタルハウスなどの選択肢もあります。宿泊施設については、
モロカイ島総合情報サイト ~Love Molokai~で詳しく紹介しているのでチェックを。 予約代行も行っています。
モロカイ島の見どころ
断崖と溶岩の海岸線に囲まれ、孤立するカラウパパ国立歴史公園(画像協力:ハワイ州観光局)
モロカイ島の人気アクティビティといえば、国立歴史公園に指定されている島北部の半島をラバに乗って訪ねる
モロカイ・ミュール・ライド。約500メートルの断崖下にあって車ではアクセスできない
カラウパパ国立歴史公園へ、約5キロのトレイルを進みます。
ミュールライドの車道コースにはミュール横断注意の標識が(画像協力:ハワイ州観光局)
カラウパパ国立歴史公園は、1850年代から約1世紀もの間、ハワイのハンセン氏病患者を隔離収容した場所です。患者救済のために生涯を捧げ、自分も同じ病気によってこの世を去ったベルギー人のダミアン神父の業績は、あまりにも有名。ミュール・ライドでは大自然を冒険するだけではなく、モロカイ島の歴史についても学ぶことができます。ただし2010年9月現在、トレイルの一部が崩落しているため、ミュールライドも休止中。トレイルの工事は、2010年10月実施予定です。
1000本もの椰子の木が植えられたカプアイワ・ロイヤル・ココナッツ・グローブ(画像協力:ハワイ州観光局)
カラウパパの反対側、島の南部中央の町カウナカカイは、モロカイ唯一の町。小さな商店街にある
カネミツ・ベーカリーのモロカイ・ホット・ブレッドは、他の島に名前が轟くほどの名物パン。夜中に焼きあがるアツアツ・フワフワのパンを求めて、地元の人たちが次々とやって来ます。町の西側には、モロカイ島で育ったカメハメハ5世が植樹したというココナッツ林、
カプアイワ・ロイヤル・ココナッツ・グローブが広がっています。
島の西端に広がるパポハクビーチ(画像協力:ハワイ州観光局)
モロカイ空港から車で約30分の西海岸には、金色の砂浜が5キロも続く
パポハクビーチが。こちらはハワイで一番長いビーチといわれ、サンセットの名所としても有名。
また、カウナカカイから海岸線を東へ約2時間、途中崖沿いの細い道も走る行き止まりには、ポリネシア人がモロカイ島で最初に定住したという
ハラワ渓谷があります。展望台からの眺めも絶景ですが、秘境と呼ばれる渓谷内には古代ハワイアンの歴史スポットや美しいモアラウ滝があり、ガイドと歩くトレイルツアーが行われています。