ハワイ/マウイ島・ラナイ島・モロカイ島・カウアイ島

モロカイ島

人口の半数以上がハワイ先住民で、ハワイの伝統や文化が大切に守られているモロカイ。「友情の島」の別名通り、島民の温かいアロハスピリッツと手つかずの自然が残る素朴さに魅了され、長期滞在を楽しむツーリストも増えてきました。モロカイ島のプロフィールやアクセス、島内交通など基本情報を紹介します。

森谷 貴子

執筆者:森谷 貴子

ハワイガイド

ありのままのハワイに出会う、モロカイ島

金色の砂浜が続くパポハクビーチ。ひとつづきの砂浜としてはハワイ最長のビーチ(画像協力:ハワイ州観光局)

金色の砂浜が続くパポハクビーチ。ひとつづきの砂浜としてはハワイ最長のビーチ(画像協力:ハワイ州観光局)

古い町並みや手つかずの自然、そして、人情味溢れる島の人たち。高級リゾートや観光施設はありませんが、モロカイ島はハワイの中で最も素朴でハワイらしい場所。何もしないでゆったりとした時間を楽しむ…… そんな長期滞在者が増えています。

モロカイ島のプロフィール

カウナカカイの町(画像協力:ハワイ州観光局)

モロカイ唯一の商店街があるカウナカカイの町。モロカイ唯一の信号機もここにある(画像協力:ハワイ州観光局)

人口の半数以上がハワイ先住民で、ハワイの伝統や文化が大切に守られているモロカイ島。「The Friendly Island(友情の島)」と呼ばれるように、島民の温かいアロハスピリッツを感じる島です。島は東西に細長く、ほとんどが未開発の自然。東部には断崖や滝がある深い森が、西部には赤土の大地が広がっています。

島中央に位置するカウナカカイは、モロカイ最大の町。高い建物はなく、メインストリートに30軒ほどのショップやレストランが並ぶ田舎町です。ラナイ島同様、モロカイ島はマウイ郡に属しているため、郡庁所在地はマウイ島ワイルク市。島を象徴する色は緑で、ククイの木につける白い花が島の花です。

<関連リンク>

モロカイ島はフラの聖地

モロカイ島は、ハワイの伝統文化であるフラ発祥の地といわれています。ハワイ神話によると、島の西部マウナロアにあるカアナの丘で、フラの女神ラカが生み出したそう。毎年5月中旬には、フラの誕生を祝うフェスティバル「カ・フラ・ピコ」が開催され、ハワイや日本からフラ・ハラウ(フラ教室)が集合。非公開による神聖な儀式やワークショップのほか、フラのパフォーマンスも披露されます。

モロカイ島までのアクセス

島のほぼ中央に位置するモロカイ空港には、ホノルル国際空港からアイランドエアーとハワイアン航空のコードシェア便が1日6~7便、モクレレ航空が5~6便乗り入れおり、両社ともにプロペラ機を利用して所要時間は約25分です。また、マウイ島ラハイナ港~モロカイ島カウナカカイ港はフェリーで結ばれていて、こちらの所要時間は約1時間30分。マウイ島発の日帰りツアーも行われています。

紹介記事はこちら>>>ハワイの島間アクセス
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