屋根のてっぺんは天窓
上/屋根の頂上の小さな天窓。下/丸柱の頂部の見上げ。 |
天井の頂点を見上げると、大黒柱に四つ巴のように屋根の梁が取り付いているのが分かります。じつは隅木を中心からズラしているので、屋根を支える計48本の垂木は全て長さが違っています。この複雑な架構は前例が無くベテランの大工さんもかなり手こずったそうです。さらにその頂点にはズレを利用して三角形の天窓も設けられました。
日常のほとんどを仕事部屋で過ごすというAさん。本棚とパソコンに囲まれたコックピットのような部屋が核となって、現在のライフスタイルを決定づけています。将来家族が増えた時に、2階の大空間の使われ方がどのように変わっていくのか、興味がつきないところです。
◆建築家プロフィールと建築データ
【関連サイト】 |
streetをもつ家 中島研さんのオセロハウス |
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