建物の中心にある共用部に、シンボルとなる大きな曲面壁(ARCO)が弧を描き、それは室内にまで貫入しています。9戸のうち5戸が地下室をもつこのコーポラティブハウスには、地下の利点を最大限に活かす様々なアイデアが詰まっていました。

9戸をまとめる曲面壁


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外観
上/9戸の住戸が入るARCOの外観。3階の天井には太陽光採光システムも設置されている。下/細長い通路を通って共用部に至る。撮影:バウハウスネオ


京王線仙川駅から、安藤忠雄の建築が建ち並ぶ「安藤ストリート」を通り抜けて歩くこと約8分。住宅街の一角にコンクリート打放しの壁が現れます。ここが「ARCO」の入口。壁に誘われるままに奥へと足を進めると、突然壁の上部が大きな弧を描き、建物の内部に回り込んでいきます。その下は共用部となる半円のポーチ。9戸の住戸は全てここからアクセスします。

◆建築家プロフィールと建築データ