ドイツ旅行はこうまわる! モデルプラン
ディズニーランドのシンデレラ城のモデルにもなったという、ノイシュヴァンシュタイン城。ドイツには素敵な建築もいっぱい
そこで考えたいのが観光の拠点。鉄道網の発達したドイツでは、交通・宿泊にも便利な主要都市を拠点にすれば、日帰りベースでも広範囲での周遊が可能です。さらに、東西南北に9カ国との国境があるので、国境越えも旅の楽しみのひとつ。行ってみたい近隣国へのアクセスも、ドイツ国内の拠点を決めるポイントになりますね。
ドイツの新幹線ICEは近隣諸国への旅行にも大活躍
ドイツ旅行の拠点にするなら……
首都ベルリンと、日本からの直行便が就航しているフランクフルトとミュンヘンは、観光拠点にイチオシの都市。ベルリンならドイツ東部と北部、フランクフルトは西部、ミュンヘンは南部の観光にぴったりです。この3都市に、人気の観光地で隣国へも好アクセスのドイツ西部の町ケルンと東部のドレスデンを加えれば、国境越えの旅もぐんと幅広くなります。上の5都市に拠点を置いたら、ドイツ国内も国境越えも、基本の移動手段は電車が快適。電車で4時間以上かかる時は、空港への移動とチェックインの所要時間を入れても飛行機が早いかもしれないので比較してみてくださいね。ロマンチック街道のごく小さな町など、旅人もまばらな場所へは公共交通機関が1日に1便しかない、なんてこともあり得ます。辺鄙な場所まで足を延ばすなら、レンタカーかツアーの利用が無難です。
ドイツ観光の旅程作りの手始めに、おすすめの観光拠点5都市と、各エリアの人気の観光スポットや近隣国へのアクセスを、さくっとチェックしてみましょう。