何も表示されない場合
SSIに対応していないサーバ上に置いたり、単にローカル上(自分のPC上)で表示させた場合は、更新日時は一切表示されません。 その場合は、エラーメッセージすら表示されず何も表示されませんので注意して下さい。
SSIの記述は、SSIが無効な環境では、ただの「HTMLのコメント」だとして扱われます。 ですから、何も表示されないのです。
SSI記述箇所に何も表示されない場合は、SSIが有効なサーバかどうか、SSIが有効な記述方法になっているかどうかを確認してみて下さい。
■有効な環境か?
SSIが使えるサーバ上に置いていますか?
■有効なファイル名か?
SSIは、ファイル拡張子を shtml にしたHTMLファイル内でないと使えない場合が多いので注意して下さい。
※「.htaccess」ファイルが使えるなら、「 AddType text/x-server-parsed-html .html 」と記述することで、拡張子が「 html 」なファイルでもSSIを使えるようにできます。 (その場合、SSIを使っていないHTMLファイルに対してもSSIの解釈を行うことになり、サーバの負荷が高まりますので注意して下さい。)
■余計な空白はないか?
特に「 <!-- 」と「 # 」の間に空白があるとSSIとして認識されないので注意して下さい。「 <!--#config 」のように詰めて記述する必要があります。
※サーバに置いたHTMLファイルをブラウザで表示させ、ブラウザの機能を使ってソースを表示させたときに、SSIの記述がそのまま残っているようなら、サーバがSSIに対応していないか、SSIの記述だとして認識されていない可能性があります。
※SSIの記述箇所以降、すべての文字が表示されない場合は、SSIの記述に何らかの問題があります。引用符が不足していたり、SSIの記述が閉じられていなかったりしている可能性がありますので、確認して下さい。
エラーが出る場合
SSIでは、記述上・動作上に何か問題があると、以下のようなメッセージを表示します。
このメッセージが表示された場合は、「SSIは有効だが記述内容に問題がある」ことになります。 記述内容を再度チェックしてみて下さい。例えば、以下のような点を確認します。
■ファイルはあるか?
更新日時を表示するファイルとして指定したパスが誤っていませんか?存在しないファイルの時刻を表示しようとするとエラーになります。 相対パスで記述している場合に特に注意して下さい。 なお、ファイルの位置は、「 http:// 」から書くことはできませんので注意して下さい。(2ページ目参照)
■スペルミスはないか?
SSIの指示を誤るとエラーになります。一字一句、間違いなく記述できているかどうか確認して下さい。
以上の点を確認してみて下さい。
おわりに
SSIを使うと、非常に簡単に任意のファイルの更新日時を取得・表示できます。 更新日時の案内は、アクセス者にとっても便利ですから、余計な労力なしに表示できるなら活用しましょう。 ぜひ試してみて下さい。
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