「ワイヤレス」という選択肢もある
PCで音楽を楽しむ場合、なにもアナログケーブルや光ケーブルで接続する必要はない。Bluetoothなどを用いてワイヤレスにすれば、ケーブルの配線を気にせず好きな場所にスピーカーを設置し、音楽を楽しむことができる。ガイドお薦めのワイヤレススピーカー
■harman/kardon「SOUNDSTICKS WIRELESS」MoMA(ニューヨーク近代美術館)に認められたインダストリアル・デザイン「SOUNDSTICKSシリーズ」のBluetooth対応モデル。クラゲのような独特なデザインが魅力的だ。3.5mmステレオミニ端子の外部入力を1系統装備しているので、パソコンと直接つなぐこともできる。
■ソニー「SRS-X9」
最高192kHz/24bitのハイレゾ音源に対応するワイヤレススピーカー。Bluetooth接続ではハイレゾ音質での再生はできないが、パソコンとUSBケーブルで接続することでハイレゾ音源を再生できる。ツイーターやサブウーファー、デュアル・パッシブラジエーターなどを搭載した7ユニットスピーカーシステムを採用し、1ボックススピーカーの常識を超えるハイクラスなサウンドを楽しめる。
ソニー ワイヤレススピーカー SRS-X9
■ボーズ「SoundLink Mini Bluetooth speaker」
PC向けというより、スマートフォンやタブレットと組み合わせて利用するのが基本のBluetoothスピーカーだが、コンパクトな本体からは想像も付かないような迫力のあるサウンドを実現している。置くだけで充電できるクレードルを付属しており、外出先に持ち出してポータブルスピーカーとしても楽しめる。通常音量で約7時間の連続再生が可能になっている。
【国内正規流通品】BOSE SoundLink Mini Bluetooth speaker(soft cover グレー付き)
最も選択肢が幅広いアナログ端子搭載モデル
最も一般的で選択肢が幅広いのが、アナログ端子のみを搭載するモデルだ。PCにスピーカーやヘッドホンを接続して大音量で聴いてみて、ノイズがあまり気にならないのであればアナログ端子のみのモデルを選んでもいいだろう。ボーズなど有名なオーディオメーカーのPCスピーカーもアナログ端子しか搭載していないことが多いため、お持ちのPCのコンディションさえよければ一番リーズナブルなモデルとも言える。
気に入ったスピーカーがアナログ端子しかないのに、PCのオーディオ出力のノイズが多い場合は、USBオーディオユニットを別途購入して接続するという手もある。
ガイドお薦めのアナログ端子搭載型スピーカー
■FOSTEX「PA-3」7.5cm口径のグラスファイバー振動板ウーファーと1.9cm口径のシルクドームツイーターを搭載するモデル。FOSTEXのアクティブスピーカーはボリュームが背面に付いていて使いづらいのだが、このモデルはボリュームコントローラー「PC-1e」を標準で付属しており、手元でボリューム操作ができるようになっている。前面バッフルは光沢感のある仕上げになっており、ジェットブラック、ネイビーブルー、マスタードイエロー、ボルドーの4色をラインアップする。
■オンキヨー「GX-70HD2」
オンキヨーのパワードスピーカーのベストセラーモデルGX-70HDの後継モデル。「低歪」「ワイドレンジ」「高チャンネルセパレーション」の新型アンプを搭載。100kHzまで再生可能な高性能ツイーターを搭載し、ウーファーには独自開発の10cm OMF(ONKYO Micro Fiber)ダイヤフラムを採用している。
■ボーズ「Companion 2 Series III multimedia speaker system」
ボーズ独自の「TrueSpace ステレオ・デジタル・シグナル・プロセッシング回路」を搭載し、ボーズらしいシャキッとしたクリアなサウンドを楽しめる。背面に3.5mmステレオミニ端子のアナログ入力2系統を装備しており、パソコン以外の機器を接続して楽しむこともできる。