最近のPC用スピーカー事情

PC用スピーカーを使えば、内蔵スピーカーよりもさらに良い音で音楽やゲームなどを楽しめる(写真はOlasonic「TW-S7」)

PC用スピーカーを使えば、内蔵スピーカーよりもさらに良い音で音楽やゲームなどを楽しめる(写真はOlasonic「TW-S7」)

ノートPCや一体型デスクトップPCの場合、多くのモデルにスピーカーが内蔵されている。だがiTunesやWindows Media Playerなどの楽曲管理ソフトにため込んだmp3やwmaなどの楽曲を楽しむ際に、内蔵のスピーカーで聴くのはいかにももったいない。せっかくなら、音楽でもゲームでもいい音で楽しみたいものだ。

そこで筆者がお薦めするのがPC用スピーカーだ。スピーカーは基本的に周りを覆う「エンクロージャー」が大きいほど音が広がりやすくなるため、内蔵スピーカーではどうしても音が貧弱になりがちだ。PC用スピーカーを設置すれば、より広がりや解像感、空気感のある音で楽曲やゲームなどを楽しめるようになる。

そこで今回は、PCをより深く楽しめるスピーカーの選び方と、お薦めの製品を紹介しよう。まずは選ぶときに注意したいポイントから。


アンプ内蔵の「アクティブスピーカー」が必要

PCでスピーカーを利用する場合、オーディオ機器用の一般的なスピーカーはそのままでは利用できない。PCから直接スピーカーに接続して音を聞く場合、電源とアンプを内蔵する「アクティブスピーカー」を選ぶ必要がある。

一般的なオーディオ機器用スピーカーを利用する場合は、PCスピーカーに比べていい音で聞くことも可能だが、その場合は別途アンプが必要になる。ここではアンプ内蔵のアクティブスピーカーを選ぶことと覚えておこう。


ノイズの少ないデジタル端子搭載モデルがお薦め

PCの音声出力は、多くのモデルでステレオミニジャックのアナログ出力が採用されている。ただしアナログ出力端子は多くの場合ノイズが載りやすいため、あまりお薦めできない。

ノイズの少ないクリアな音声で音楽や映画、テレビなどを楽しみたいのであれば、光デジタル出力を利用するといいだろう。お持ちのPCに光デジタル出力端子が搭載されていない場合は、USBスピーカーを利用するという手もある。USBスピーカーは最大出力が5Wと小さいため大音量は苦手だが、デジタル出力のため光デジタル端子と同様に少ないノイズで音声を楽しめる。


できるだけ実際に聴き比べてみよう

PC用に限らず、スピーカーは「これが最高の音」というものは存在しない。柔らかくて暖かみのある音が好きな人もいれば、堅くてスピード感のある音が好きな人など好みはさまざまで、聴く音楽によって合うスピーカー、合わないスピーカーがある。

価格が高ければいい音というわけでもないので、できるだけお店で聴き比べてみることをお薦めしたい。

次のページで、おすすめのPC用スピーカーをご紹介しよう。