高音質・大音量で楽しみたいなら光デジタル端子搭載モデルを選ぼう
高音質かつ大容量で音楽や映画などを楽しみたいという人には、光デジタル入力端子を備えるスピーカーをお薦めしたい。光デジタル出力端子を備えるUSBオーディオユニットも販売されているので、アナログ出力しか搭載していないPCのユーザーは、一緒にUSBオーディオユニットをそろえるというのもいいだろう。大音量にすればするほどノイズが気になってしまうものだが、光デジタル出力であればかなり気にならずに済むはずだ。
ガイドお薦めの光デジタル端子搭載型スピーカー
■オンキヨー「GX-500HD」ガイドお薦めのモデルはオンキヨーが2009年に発売したベストセラーモデル「GX-500HD」。光デジタル入力に加えてアナログ入力2系統も備えている。再生周波数帯域は50Hz~100kHzで、最近話題の「ハイレゾ」(CDを超える高音質を実現した音楽フォーマット)の再生にも対応する(最高192kHz/24bitのデジタル入力に対応)。実売価格は4万円弱と高めだが、そのサウンドは本格派だ。
■東和電子 「Olasonic TW-D7OPT」
3.5mmステレオミニ端子のアナログ1系統と光デジタル1系統を備えた、卵形スピーカーが特徴のモデル。中音域に厚みのある音が特徴で、小型ながら聞き応えのある音を奏でてくれる。音声入力を感知して自動的にオン・オフする機能も備えているので便利だ。
■オンキヨー「GX-100HD」
同じくオンキヨーの「GX-100HD」は、2007年発売のロングセラーモデル。同社が販売している同価格帯の最新スピーカーと違って木のキャビネットを採用しており、暖かみが感じられる。音も解像感があって、低音から高音までキッチリと鳴らしてくれる。光デジタル入力とアナログ入力に加えて、同軸デジタル入力に対応しているのも大きな特徴。こちらは最高96kHz/24bitのデジタル入力に対応している。なかなかお買い得感のあるモデルだ。
手軽に楽しみたいならUSBスピーカーがお薦め
より手軽に、かつクリアな音声で聴きたいという人には、USBスピーカーがお薦めだ。USB端子から電源を取るため、別途ACアダプターなどに接続する必要がない。接続のしやすさでも手軽なモデルと言える。ただしUSBスピーカーは最大出力が5Wしかないため、基本的に大音量で聴く人には向いていない。デスク上で手軽に音楽を聴きたい人向けだ。
ガイドお薦めのUSBスピーカー
■東和電子 「Olasonic TW-S7」2010年発売のロングセラーモデル。USB端子からの電流をコンデンサーに一時的にためる「スーパーチャージドドライブシステム」を搭載することで、5WしかないUSB電源の限界を超えた10W+10Wのパワーでサウンドを実現している。卵形のデザインによって小型でもびびりの少ない、クリアで空気感のある音が魅力だ。
Olasonic TW-S7(W)
■amadana「PS-233」Olasonicが開発した「スーパーチャージドドライブシステム」を搭載することで、コンセント不要のUSB電源ながらも10W+10Wの迫力あるサウンドを実現したUSBスピーカー。アルミ素材の高剛性ボディーによって不要な振動を抑えているだけでなく、すっきりとシャープなデザインも魅力となっている。
アマダナ USB電源スピーカーamadana PS-233
■JBL「PEBBLES」
50mm径フルレンジドライバーを搭載し、解像感のある抜けの良いクリアなサウンドを楽しめる。3.5mmステレオミニ端子の外部入力を1系統装備しており、スマートフォンなどを接続できるのも魅力。電源スイッチ兼用のロータリー式音量コントロールホイールを装備しているので、スピーディーに音量調整ができる。
次のページでは、使い始めるととても快適なワイヤレススピーカーをご紹介。