9:00 連邦議会議事堂
議事堂前にはいつも観光客の長蛇の列が!
議事堂前に立つと、入場待ちの観光客の長い列ができているかもしれません。彼らのお目当ては屋上のガラスドーム。入場無料で一般公開されているベルリンを代表する現代建築のひとつで、シャープなデザインと屋上からの眺めの良さで人気です。興味をそそられるかもしれませんが、今回は先を急ぐ旅なので、涙をのんで外観だけの見学です。議事堂隣りの停留所から100番のバスに乗りましょう。ウンター・デン・リンデンの眺めを楽しみながら、停留所ルストガルテン(Lustgarten)を目指します。乗車時間は約7分。
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■Bundestag(ドイツ連邦議会議事堂)
見学時間:毎日8:00~24:00
9:30 ベルリン大聖堂
圧倒的な存在感のベルリン大聖堂
増改築を繰り返してきたベルリン大聖堂は、外観こそ19世紀末のスタイルですが、その起源は15世紀まで遡り、さらにプロイセン王家ホーエンツォレルン家の教会でもありました。王家の教会にふさわしい重厚さで、王家の壮麗な墓碑群も見どころのひとつ。高さ75mのドームには展望テラスがあり、ベルリンの町並みを一望できます。展望テラスまで上ってみたい!という人は、一日観光の開始時間を30分ほど繰り上げると、ゆっくり見学できるはずですよ。
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■Berliner Dom(ベルリン大聖堂)
見学時間:月~土曜9:00~20:00/日曜・祝日 12:00~20:00
10:00~11:30 ペルガモン博物館
ペルガモン博物館のハイライトのひとつ、イシュタル門 ©German National Tourist Board/Merten, Hans Peter
博物館の名前の由来でもある古代ギリシャの「ペルガモンの大祭壇」はじめ、遺跡をまるごと展示してしまうダイナミックなスケールは、古代への情熱を持ち合わせていなくても楽しめること請け合い。ベルリンにいることもしばし忘れて、ひととき古代世界にどっぷり浸ってください。
1時間ほど見学したら、現代ベルリンに戻りましょう。博物館を後にして、停留所ルストガルテンまで引き返します。再び100番のバスに乗って、終点のアレクサンダープラッツ(Alexanderplatz)へ向かいます。乗車時間は4分程度。
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■Pergamonmuseum(ペルガモン博物館)
見学時間:毎日10:00~18:00(木曜~22:00)