貸与6万円。返還のリスクは?

奨学金は確かに低金利ですが、返す計画も立てなくてはいけません。

奨学金は確かに低金利ですが、返す計画も立てなくてはいけません。


 
日本学生支援機構などからの、1つの機関で奨学金を申し込んだ場合です。大学4年間、毎月5万円程度の奨学金貸与を受けられた場合、1種(無利子)で毎月返済は13,600円(180回15年払)。2種(有利子・3%が上限)では毎月返済16,769円(180回15年払)。収入から負担無く返済できるようにと長期間返済、低金利と配慮されていますが、初めてのお給料から返済していくのは難しいかもしれません。

また、希望額に達せず、2,3の機関から貸与を受ける方もいるようです。できるかどうかは期間の規則により異なりますが、そうしてしまった場合、返済先が増えるので、一層返済負担が増えていきます。

シュミレーションでは日本学生支援機構の2種(有利子)に6万円前後の設定が無かったので、比較するのに5万円で計算しましたが、金額が増えれば、返済の負担も増える、ということは意識しなくてはいけませんね。

なお、日本学生支援機構では、奨学金返還のシュミレーションをすることができます。ご興味のある方は試してみてください。
http://simulation.ikusys.jasso.go.jp/simulation/index.action

卒業後、奨学金の返還ができなくなったら?

卒業して働き始め、奨学金の返還をし始めても、失業、病気など予測し得ないことで返還が困難になる場合もあります。そういう場合は、放置せず、貸与を受けた機関に相談してみましょう。日本学生支援機構では「返還の猶予」という制度があります。

ただ奨学金は、返還されたお金を財源として、次の学生に貸与されていきます。その流れがうまくいかなくなると、学業を受けたい学生が、学校に通えないことも起こりうります。
卒業後は、きちんと返還していきたいものです。

そして、奨学金の貸与を受けるときは、仕送りの額、アルバイト(このご時世、難しい場合もあるかもしれませんが)の収入金額を考慮して、貸与を受ける金額もきちんと考えていきましょう。

 

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