フランスでの言葉

簡単なオーダーくらいはフランス語でしてみたい © Paris Tourist Office - Photographe  David Lefranc

簡単なオーダーくらいはフランス語でしてみたい © Paris Tourist Office - Photographe David Lefranc

フランスの公用語は、言うまでもなくフランス語。フランス人は自分達の文化に誇りを持っている人が多いので、フランス語以外は話したがらない……という印象を持っている人も多いと思います。けれど実際にはそれは大分昔の話。特に今のパリの若い人たちは、こちらがたどたどしいフランス語を話そうものなら、ここぞとばかり英語で話してきます(たとえそれがフランス語なまりの聞き取りにくい英語だったとしても、御愛嬌)。

英語が通じる場所は、外国人が多く集まるところ。空港や観光案内所、観光スポット(美術館含む)、ホテルなどは大抵の場合は英語OK。駅や銀行、郵便局、レストラン・カフェ、お店等は人によりますが、半分以上は通じるケースが多いです。一般市民は、パリなどの都会や観光地の30代くらいまでの人なら英語を話せる人が多いですが、人里離れているような田舎の町や村では、若い人でも英語が通じないケースが多いので注意。

日本びいきだった前大統領シラクの影響か、フランスではここ数年で日本語を学ぶ人が飛躍的に増えています。日本人が周りにいないからといって、日本語で好き放題言っていたら実は隣のフランス人が全部理解していた……なんていうことは、なきにしもあらず。とはいえ、普通に観光していて日本語がペラペラのフランス人に遭遇する確率はやはりまだまだ低いですが……。よって、フランスには最低限の英会話くらいは身につけてから旅立つのをおすすめします。

日本語しかできないけど、是非ともフランス旅行をしたい!という人は、現地の日本人向けサービスを利用しましょう。特にパリでは、日系の旅行会社も多く、通訳や付き添いガイドなど、日本人向けのプランもたくさん揃っています。日本人旅行者に必要な情報を手に入れられることもあるので、利用しない手はありません!

基本的な会話はフランス語で

フランス語ができれば安心だが自信がなければ英語を

フランス語ができれば安心だが自信がなければ英語を

旅行で使うフランス語ですが、挨拶や決まり文句などの簡単な言葉くらいは最低限覚えて行くのが望ましいです。相手に対する印象が良くなり、時には待遇が違ってくることもあるからです。

とはいえ、中途半端なフランス語は、あまり使えるものにはならないかもしれません。フランス語で質問ができたとしても、返ってくる相手のフランス語が理解できなかったら会話が成立しませんから。例えば、値段を聞くために「C'est combien? セ・コンビアン?」と言って、返ってくる数字が理解できなければ意味がありません(フランスの数字は特にややこしい!)。当然ですが、英語で返事が欲しければ、英語で質問しましょう。

フランス語は難しい言語と言われていますが、実際フランスに来てみると、複雑な文法や日本語にない発音が多く、想像していた何倍も難しいということを実感します。フランス語でのコミュニケーションに自信がない場合は、ヘタにフランス語をかじるよりも英語をより完璧にしていったほうが、言語ツールとしては確実に使い物になります。