日本三大桜の1つ、三春の滝桜に会いにいきませんか?
日本三大桜の1つに数えられる三春の滝桜に会いに行きませんか?(2013年4月13日撮影)
日本国内に数ある桜の名所の中で「日本三大桜」と呼ばれる桜があります。根尾の淡墨桜(岐阜県)、 山高神代桜(山梨県)と三春の滝桜(福島県)です。
今回は、日本三大桜の中で一番最後に花開く三春の滝桜をご紹介しましょう。
<目次>
樹齢1000年を越す美しいしだれ桜
日本三大桜の1つに数えられる三春の滝桜。花開く時期はたくさんの観光客でにぎわいます(2013年4月13日撮影)
大正時代、他の日本三大桜と同時に国の天然記念物へ指定された三春の滝桜(2018年4月7日撮影)
桜の種類は紅枝垂桜。樹の高さは13.5メートル、根回り11.3メートル、東西の幅25メートル、南北の幅20メートルにも及ぶ巨木です。樹齢は1000年以上といわれています。
三春町ではたくさんの桜の木を見ることができるのですが、滝桜ほどの大きな桜はありません。また小さな丘の途中に1本だけの桜の巨木があるという構図も人々の注目を集めますね。
日本三大桜の中では一番最後に満開を迎える三春の滝桜。見頃となるのは例年だと4月中旬~下旬ですが、その年の気候によっては4月上旬に満開を迎えた年もあります。
角度を変えて滝桜を眺めてみましょう
桜の間近から三春の滝桜を見上げてみました。改めて滝桜の大きさを実感できます(2013年4月13日撮影)
少し離れた遊歩道から眺めた三春の滝桜(2013年4月13日撮影)
丘の上から眺めた三春の滝桜。気候によっては菜の花との鮮やかなコラボレーションが楽しめることも(2018年4月7日撮影)
ライトアップされた滝桜は必見!
満開での三春の滝桜のライトアップ。日中とは違った幻想的な風景に感動します(2018年4月7日撮影)
ライトアップされた三春の滝桜を下から見上げます(2018年4月7日撮影)
ただし春とはいえ、ここは東北。夜はぐんと冷え込みますので暖かい格好で出かけてください。
滝桜の子孫樹は、東京・赤坂にもあります
赤坂Sacasに移植された「三春の滝桜」の子孫樹。例年3月下旬に花を咲かせます(2019年3月21日撮影)
樹齢約100年の滝桜の子孫樹は、赤坂Sacasのシンボルツリーとして、東京メトロ千代田線の赤坂駅改札から赤坂Sacasへ向かう階段の上にいます。
東京の気温にあわせて3月下旬には花を咲かせるので、東京・赤坂で滝桜の子孫樹を愛でた後、三春で本家の滝桜を愛でるということも可能になりました。
三春の滝桜をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。少し遅めのお花見として日本三大桜の中で最後に花を咲かせる福島・三春へぜひお出かけください。
三春へのアクセス
地図:Googleマップアクセス:
郡山から三春を結ぶ磐越東線の列車
・東北新幹線「やまびこ」で郡山へ。郡山から磐越東線に乗り換えて三春駅下車。
三春駅からは、観桜期のみ臨時運行するバス「滝桜号」かタクシーで滝桜へ。
<車>
・東北道からは、郡山ジャンクションより磐越道 郡山東インターチェンジへ。国道288号線を経由して三春滝桜への案内に従います。
・常磐道からは、いわきジャンクションより磐越道 船引三春インターチェンジへ。三春滝桜への案内に従います。
・観桜期は三春町運動公園に臨時駐車場が設けられ、シャトルバスで滝桜へ向かうこともできます。
【関連サイト】
◇「名所・旧跡」ガイドで紹介した日本三大桜に関する記事はこちらです。
- 日本三大桜の一つ、根尾の淡墨桜へ/岐阜
- 日本三大桜の一つ、山高神代桜へ/山梨
- 日本三大桜の一つ、三春の滝桜へ/福島
- 日本三大桜・五大桜はどこにある?一度は見たい桜名所
◇「桜の名所」に、「名所・旧跡」ガイドで桜が楽しめる名所・旧跡を紹介した記事の一覧をまとめてあります。
◇「東北の名所」に、「名所・旧跡」ガイドで東北地方の名所・旧跡を紹介した記事の一覧をまとめてあります。