見どころ目白押しのイルドフランス地方
ベルサイユ宮殿の庭園にある豪華な噴水
パリを中心に、直径100kmに広がるイルドフランス地方。都会のパリとは対象的に、郊外はなだらかな平地が広がり、森林も多く自然が豊かな地方です。フランスの首都パリだけでなく、ベルサイユやフォンテーヌブロー、プロヴァンなど世界遺産でもあり、かつては政治経済の中心であった場所が集まっています。いずれもパリから1時間程度で行けるので、日帰り旅行のプランに是非加えたいところ。
自然と華麗な歴史が調和したフォンテーヌブロー宮殿内の池 © Office de Tourisme du Pays de Fontainebleau
一方で、のどかな景色が多いこの地方は、印象派の巨匠も虜にしてきました。パリの北にはゴッホが最期の2ヵ月を過ごしたオーベル・シュル・オワーズ、南にはミレーを代表としたバルビゾン派が住んでいたバルビゾン、シスレーが居を構えたモレ・シュル・ロワンなど。いずれも小さな町や村なので、電車とバスを乗り継ぎ、時にはタクシーや徒歩で行かなければならないような交通が不便な所が多いですが、美術ファンなら一度は足を運び、偉大な作品の風景がそのまま残る彼らの世界のルーツに触れてみるのも悪くないですね。
■名物料理
フランスで最も親しまれているブリーチーズは右の中段 © Paris Tourist Office - Photographe : Amélie Dupont
味もよく似ているカマンベールチーズと並びフランスで最もポピュラーなチーズ、ブリー。クセのない味でサンドイッチやサラダなどにもよく使われます。
森が多いイルドフランス地方は、狩猟も盛んに行われています。狩猟が解禁になる秋から冬にかけては対象的に、肉質が締まり旨味を蓄えたジビエが美味しくなるので多くのパリのレストランで食べることができます。