市南部の見どころ、王立美術館

ルーベンスの大型作品も多数所蔵

ルーベンスの大型作品も多数所蔵

王立美術館は堂々の貫禄

王立美術館は堂々の貫禄

目覚ましい発展を続ける市の南部ザウド地区を代表する存在といえばこの王立美術館。市の中心部からトラムに乗ればあっという間ですが、歩いても20分程度の近さ。19世紀末のネオクラシック様式の建物は、全面の石柱とともに荘厳な雰囲気を醸し出します。

内部は大きくフランドル絵画を中心に14世紀以降の作品を集めた古典美術部門と、19世紀以降の近代作品を扱う2部構成に。初期フランドル派の巨匠で油彩技法の大成者ヤン・ファン・エイクをはじめ、ハンス・メムリンク、ブリューゲル、ジャン・フーケ、ティツィアーノ、ポール・デルヴォー、ルネ・マグリットに至るまで、ネーデルランドにゆかり深い巨匠の作品が一堂に会します。

 

ジャン・フーケの傑作『聖母子像』

ジャン・フーケの傑作『聖母子像』

“アントワープの顔”ルーベンスによる大型作品の数々は専用の展示部屋に。ジャン・フーケの手による世にも不思議な『聖母子像』は、これ一枚で遠方から足を運ぶ価値アリの傑作。15世紀の作品とは到底思えぬ赤と青の大胆な色使いに奇妙な感覚を覚えるかも。また現在はメムリンクの修復作業がガラス越しにゆっくり見学可能となっています。

ザウド地区はこの王立美術館を筆頭に美術館やギャラリーの多い区域。アートに興味のある人は、現代美術館のMUHKA写真美術館なども併せての見学をお勧めします。

<DATA>
KMSK Koninklijk Museum voor Schone Kunsten
住所:Leopold De Waelplaats
TEL:+32(0)3 238 78 09
開館時間:火~土曜10:00~17:00、日曜10:00~18:00
入館料:6ユーロ、学生と60歳以上は4ユーロ、19~25歳は1ユーロ、18歳以下は無料
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