当面は旧社保庁と日本年金機構のHPを使い分ける
日本年金機構のホームページは、ようやく体裁が整った段階。より使い勝手がよく、スピーディーな情報提供を期待したい
平成22年1月に、社会保険庁が解体され、年金業務は「日本年金機構」に引き継がれたわけですが、「日本年金機構」のホームページはまだまだ情報量は不足しており、多くが旧社会保険庁のホームページにリンクされている状況です。
従って、当面、旧社会保険庁と日本年金機構のホームページの両方を活用することになりそうです。
何と言っても、実際に制度を運営し、我々の年金情報を管理している組織のホームページですから、上手に活用したいですね。
自分の年金額を調べるには
何と言っても、我々の年金記録を管理している組織ですから、自分の年金額を調べたり、シミュレーションしたりする場合には、やはり旧社会保険庁や日本年金機構のホームページが思い浮かぶと思います。年金の試算について、現在は
■自分の年金加入履歴を基にした見込み額の照会(50歳以上)
■加入記録の照会
■簡易試算(シミュレーション)
というメニューとなっています。
加入記録の照会については、日本年金機構のホームページでIDとパスワードを取得することで、リアルタイムで照会が可能となっています。
ホームページアドレスはこちら
見込み額については、インターネット上で請求をすることで、後日郵送か電子文章で回答が来るシステムとなっています。
ただ、見込み額については、50歳以上でないと受け付けてもらえないことや、このまま今の状況を60歳まで続けたとして計算したものでしかありません。そこで、自分で条件を入力してシミュレーションができるコーナーも用意されています。
こちらで、生年月日や性別、国民年金や会社員の期間を入力することで、おおよその年金額が示されます。