国内メーカーは「テレビ向き」

NEC、富士通など国内メーカー製パソコンのほとんどは、テレビ機能を搭載しています。そのため、モニタが明るめに設定されていたり、文字がくっきりと表示されるようコントラストが強めになっているのが特徴です。

数メートル離れた場所からテレビ番組を見る場合には、これは非常に見やすく、すぐれた点です。しかし、Word、Excelなどのオフィス用途で使う際には、ややもすると目が疲れます。パソコン側の設定を変更することは可能ですが、用途ごとに設定を変更するのは面倒です。

また、国内メーカーは安定動作志向がきわめて強いことから、発売されて間もないCPUなど、新製品の採用に及び腰な傾向があります。独自のヘルプ機能やあらかじめインストールされている多彩なソフト類も、初心者にはともかく、ある程度経験したユーザーには「うっとうしい」と思われがちなことも事実です。

「パソコン」として使うなら外資系

これに対し、外資系パソコンには次のような特徴があります。
  • テレビ機能は「付け足し」
……テレビ機能はオプションでの対応がほとんど。モニタは国内メーカー製品のような過度の明るさはありませんが、むしろ文書作成には目にやさしいレベル。
  • 付属ソフトは少なめ
……あらかじめインストールされているソフトは「OS(基本ソフト)に付属するものプラスアルファ」程度です。
  • コストパフォーマンスが高い
……世界的に商品展開するため、低価格な製品づくりが可能です。
  • スペックアップの自由度が高い
……直販メーカーが多く、最新のCPUやパーツへのアップグレードも簡単。テレビ機能はオプションで対応する場合も。
  • デザインも秀逸
……ここ数年は、機体デザインに力を入れている企業が多く、満足できるものです。

以上のようなことから、外資系メーカーは、テレビ機能以外の「Web閲覧とメール」「ビデオ編集やPCゲーム」というように使用目的がハッキリしているユーザーには製品を選びやすいといえます。

たとえれば、国内メーカー製品はテレビ機能も充実させた「総合スーパー」、外資系製品は「ディスカウント専門店」というところでしょうか。