テキスト形式のメールマガジンと広告掲載位置
前回のメールマガジンシリーズ「メールマガジン用の広告の使い方 」でご紹介したとおり、テキスト形式のメールマガジンは縦にずらずらと文字だけがつづられていく読み物で、太字、色などは一切ありません(リンク部分は青くなります)。ですから、メールマガジンに載せる広告はその中でいかに目立つかを考えて作られています。そんな派手な広告をメールマガジンのどこに貼れば効果的なのか? 広告を貼る位置によって様々な効果があります。 今回は、それぞれの掲載位置について、メリットとデメリットをあげてみましょう。
メールマガジンの広告掲載位置と、購読解除率には密接な関わりがあります。 |
ヘッダー部分の広告はハイリスクハイリターン
「ヘッダー部分」とは、メールマガジンの最上部のエリアを言います。主にメールマガジン名や号数、日付、サブタイトル、その号のタイトル等を入れているメールマガジンが多い、メールマガジンの書き出しの部分です。最も目立ち、最も目に入るエリアになります。■メリット
- とにかく目立ちます。
- 開いてすぐに目に飛び込んでくるので見られやすい。特にプレビュー画面を表示させる設定になっているメーラーであれば容易に目に入ります。
■デメリット
- 宣伝が目立つことから、稼ごうという発行者の心理がそのまま伝わってしまうため、読者は多少なりとも嫌悪感をいだいてしまいます。
- 1番目立ち、目に入る部分を広告にとられてしまうので、本来のメールマガジンの記事より広告が目立ち、わかりにくくなるケースがあります。
結論として、ヘッダー部分への広告掲載は、最も効果があるけれども、もっともメールマガジンの解除率も高い、ハイリスクハイリターン部分といえるでしょう。
さらに、このヘッダー部分に広告を貼る場合には、さらに2種類の場所があります。それはヘッダー部分に表示しているタイトル等の上に広告を貼るか、タイトル等の直下に貼るか、です。当然、タイトル等の上に貼ったほうがインパクトは大きく、直接目に入り、宣伝効果もバツグンですが、反面解除率も高まり、メールマガジンの本来の目的が読者に伝わりにくくなるデメリットも併せ持っています。