ユニークアクセス数とページビュー数
アクセス数には2種類あり、よく、「ユニークアクセス数」と「ページビュー数」という言葉で分けられています。アクセス解析を使っていくには知っていなければいけないものなので、ここでご紹介します。下記に例を取り上げて解説をします。あなたのサイトのトップページにAさんがやってきました。Aさんはあなたのサイトをとても気に入り、あちこちのページに見に行ってはトップページに戻ってきます。結果、トップページには全部で7回やってきました。
一方で、BさんとCさんはあなたのサイトのトップページにやってきましたが、ほしい情報のあるページとは違ったようで、他のページに行くことなく立ち去っていきました。
この時、ユニークアクセス数は3、ページビュー数は9となります。
ユニークアクセス数は、そのページに何人の人がやってきたか、ページビュー数は、そのページが何回開かれたかを示しています。ですから、ユニークアクセス数はAさん+Bさん+Cさんで3となり、ページビュー数は、Aさんの7回+Bさんの1回、Cさんの1回をあわせた9回となるわけです。
この2つの数字を見て、またいろいろなことがわかります。例えば、トップページ(訪問者の案内もしてくれるトップページ)に200人のユニークアクセス数があり、220のページビュー数があったとしたら、どうでしょう?
トップページが案内ページなら、サイト内を見て回れば何回かはトップページに戻ってくるはずです。それが戻ってこないということは、サイトに来たはいいけれど、他のページを見ずにどこかへ行ってしまっているかもしれません。
この場合、ユニークアクセス数を伸ばす努力をする前に、いろんなページを見てもらえるように工夫をすべきと考えられます。
ユニークアクセス数とページビューの違いのイメージ。 |
今回は、アクセス解析についての解説をしました。アクセスアップをするには、まずは現状を知ることが大事です。アクセス解析を取り入れて、数字を見て考えてみてください。アクセス数や検索ワードがあなたのサイトの現状を教えてくれます。