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リアルムートン・フェイクムートンブーツのお手入れ法(2ページ目)

人気のムートンはリアルもフェイクも結構汚れやすく、淡色だと特に汚れが目立つのがつらいところです。お手入れ術を心得てせっかくの魅力を長持ちさせましょう!フェイクムートンブーツの洗濯も紹介します。

毎田 祥子

執筆者:毎田 祥子

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フェイクムートンの性質

リアルムートンと比べるとかなり軽くて扱いやすいことや、リーズナブルなのがフェイクムートンのよいところ。素材はたいがいポリエステルです。起毛してあり水や油汚れに弱いほか、湿気が抜けずこもりやすいこと、静電気が起こりやすくホコリなどの汚れを吸着しやすい事が予想されますので、購入したらすぐに撥水スプレーをしておくとよいでしょう。

日常のお手入れ方法

普段のお手入れはリアル同様、外側(内側から出たフワフワ部分も)ブラッシングと、内側の湿気対策。柔らかいブラシがおすすめです。また高温で変形しますので暖房器具のそばに置かないように。汚れてきたら、水で湿らせた布でふき取り、シミにならないよう乾いたタオルで水気をできるだけ吸いとってから、陰干しでしっかり乾かし、乾いたらブラッシングと撥水スプレーを。

取扱表示に「水洗いOK」とあれば、アクロンなどの洗濯用中性洗剤を使って洗うことも可能です。その場合は、以下の方法で。

フェイクムートンブーツの洗い方

まず、バケツにぬるま湯と洗剤(量は洗剤の使用方法に従います)を入れてブーツをしばらく浸し、中でフリフリと揺らして洗います。毛が剥げやすいのでやさしく扱いましょう。その後、きれいなぬるま湯か水で数回すすぎ、タオルで水気を拭きとります。乾きにくい内側は念入りに!

最後は風通しのよい日陰で数日干しますが、浸し洗いは乾きにくく、型崩れしやすいのが難点。しっかり乾かしましょう。絶対やってはいけないのはドライヤーなど高熱にさらすこと。熱に弱い素材なので変形や変質の恐れがあります。

乾いたらスエード用ブラシや馬毛などの柔らかいブラシで表面の毛並みを整え、撥水スプレーを外側全体にかけてさらに乾かします。収納するときは十分に乾いたことを確認し、しっかりと湿気対策・型崩れ対策をしましょう。

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