医療保険の選び方は一緒であっても、必要とされる保障の形や大きさは人によって様々です。独身と子育て中の人では当然違うし給与所得者と自営業者でも違います。年収200万円と2000万円の人でも違います。今回は、その中で独身に的を絞って医療保険の選び方を考えてみました。

独身とひと言で言っても、医療保険選びをする上では、更に細分化して考えていく必要があります。
  • 結婚予定(願望)のある30歳代くらいまでの独身
  • 結婚予定(願望)のある40歳代や50歳代の独身
  • 結婚予定(願望)のない30歳代くらいまでの独身
  • 結婚予定(願望)のない40歳代や50歳代の独身
上記にはそれぞれ離別や死別経験のある人も含みますが、現在子供はいないという前提です。また、他の世代についてはここでは省略します。

結婚予定(願望)のある30歳代くらいまでの独身

結婚したら私の医療保険は続けられるのかな

結婚したら私の医療保険は続けられるのかな

 将来結婚の予定(願望)があるなら、結婚後の生活までイメージして保険選びをすると良いです。独身時代はお金を自由に使っていても意外と残るものですが、結婚して子供でもできたら、お金を自由に使っていると、あっという間に残高がゼロになってしまいます。結婚すると、男性であれば大抵の場合、妻子の生活費や教育費なども払っていかなければならないし、女性であれば子育てのために収入がゼロになることも考えられるからです。独身時代と結婚後ではお財布から出て行くお金が全然異なるのです。

結婚後の家計の収支バランスをイメージすると、将来子供ができて一人の収入で家族を支えなければならない時期と、子供に多くの教育費がかかる時期に支出が増え、家計のやりくりが特に大変になります。その時に、保険料の支払いが困難になる危険性もでてきます。その為、結婚予定(願望)のある30歳代くらいまでの独身が医療保険などに加入する場合は、保障内容も勿論大事ですが、保険料の払込み期間をライフプランに照らし合わせて選択していくことがより大事です。

また、せっかく安心できる長期の医療保険に加入しても、結婚後、医療保険の加入継続について配偶者の理解が得られなかったり、保険料を払い続けることが困難になったりして、解約しなければならなくなる可能性もあります。終身医療保険のような長期保障のタイプに加入して、比較的短期間で解約した場合は、結果として割高な保険料を払ってきたことになってしまうので、注意が必要です。

■結婚予定(願望)のある30歳代くらいまでの独身が選ぶ医療保険のポイント

  • 医療保険を継続していく為に、保険料の支払いを子供ができて一人の収入で家族を支えなければならない時期は貯蓄で対応し、子供に多くの教育費がかかる時期の前に払い終えてしまうなど、想定される支出の多い時期には極力固定支出を増やさないようにしておきましょう。
  • 家計に余裕なんて当分考えられない場合は、継続していけることと安心できることの面から、掛捨てタイプの終身医療保険か更新型医療保険を選択し、当面の保険料負担を軽くしておきましょう。
  • 結婚を期に解約する可能性が大きいなら、保険料を前倒しで払うようなタイプ(保障が終身で保険料払込み期間が60歳までのような、保障期間よりも保険料払込み期間が短い設定)以外を選択しておきましょう。

結婚予定(願望)のある40歳代や50歳代の独身はどうする?