音楽好きでも意外と苦労するのが披露宴のBGM選び |
BGMは、披露宴の雰囲気を左右する重要なアイテム。会場に曲目リストや選曲の参考パターンがある場合もありますが、そのまま使うのはお仕着せみたいでイヤという人もいるでしょうし、音楽好きだから気合を入れて全て自分達で選曲!という人もいるはず。そんな新郎新婦のために、BGM選びのツボをお教えしましょう。
音楽と言葉をダブらせない
「好きな曲は何ですか?」と聞かれたら、きっと多くの方がボーカルの入った曲を選ぶと思います。しかし、BGMを選ぶ時には、基本的に言葉の入る箇所は歌詞なしのBGMが原則なのです。さて、それはなぜでしょう?例えば、花嫁の手紙朗読。感動的な場面ですし、親御さんへの想いを語る場所なので、より思い入れのある曲を使いたいと思うはず。しかし、ゲストに聞こえるボリュームで曲を流すと、歌詞と言葉が重なって、聞き取りにくい。逆に、スピーチが聞こえるようにボリュームを調整すると、今度は曲のよさが生かせませんよね。ということで、スピーチの入るところで、歌詞のある音楽は避けるというわけです。
どうしても歌詞入りの曲!という際に、ガイドがよく提案しているのは、手紙朗読の際は歌詞なしの曲を使用し、その直後の親御さんへの花束贈呈の際に、歌詞入りの曲を使用する、という選曲のしかた。手紙朗読と花束贈呈は、ほぼ連続した順番の進行になるので、この方法なら万能です。ゲストが聞き入る新婦の手紙朗読をより聞かせるものにし、花束贈呈をより盛り上げることができます。