結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

日本人にもおすすめ!海外の結婚式の習慣(3ページ目)

海外から”輸入”され、日本に定着した、ケーキカットなどの伝統や習慣。他にも興味深い習慣がたくさんあります。その中でも最近日本で知られるようになってきた習慣を、取り入れ方も含めてご紹介します。

清水 恩

執筆者:清水 恩

結婚ガイド

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リングベアラー、フラワーガール(Ring Bearer, Flower Girl)

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子どもに役目をお願いすれば和やかさも倍増
欧米の挙式では、”Wedding Party”と呼ばれる、何らかの役目を担う人たちが立てられます。中でも、リングベアラーやフラワーガールは日本でも比較的有名かもしれません。

リングベアラーは指輪を運ぶ役目。小さな男の子が担うことが多いので、リングボーイとも呼ばれることもあります。挙式の入場の際に、新婦の前を歩いて祭壇に指輪を運びます。

フラワーガールは、バージンロードに花びらを撒き、清める役目。新婦の前を歩いて、悪魔に取り付かれやすいと考えられている新婦の通り道に、香りの立つ花びらを撒いて、悪魔を追い払います。

欧米では挙式の入場は新郎新婦と新婦の父だけではなく、”Wedding Party”が列を成して入ってくるので、上記のように登場します。しかし、日本でこのまま取り入れると、最も印象に残るはずの新郎新婦の入場シーンに子どもが含まれることになるので、日本の挙式に合わせたアレンジパターンとして、リングベアラーは指輪の交換の直前に、フラワーガールは退場の時に登場するのが主流になっています。

挙式の最中にお子さんが登場すると、一気に場が和みます。列席者の中に小さいお子さんがいれば、ぜひお願いしてみましょう。自分の子どもが注目を浴びるとなれば、その親御さんも喜んで協力してくれるはず。歩くのもやっとの小さい子や、シャイなタイプの子は注意が必要ですが、きょうだいで登場してもらったり、お母さんに前で待ち受けてもらったり、上手にできるように工夫してあげればそれほど心配はありません。


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